ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ [DVD]

監督 : トッド・ストラウス=シュルソン  
出演 : タイッサ・ファーミガ  ニーナ・ドブレフ  マリン・アッカーマン  アレクサンダー・ルドウィグ 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
3.81
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462098863

感想・レビュー・書評

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  • 有名なホラー映画女優だった母・アマンダ(マリン・アッカーマン)を交通事故で亡くしたマックス(タイッサ・ファーミガ)。3年後、失意の底から立ち直った彼女は、友人たちに誘われ、母が出演していた80’sホラー映画「血まみれのキャンプ場」を鑑賞することに。
    ところが突然、映画館で火災が発生。パニックになって逃げ惑う中、気が付くと、物語の中に入り込んでしまう。
    冒頭シーンが目の前で起こったり、映画の登場人物のはずのカートたちに会ったりとありえない出来事に戸惑いながらも、ナンシー役を演じている母にも会え、マックスは喜びの涙が止まらなかった。だが、当然、殺人鬼ビリーも出現し、次々とシナリオ通りに殺されていく……。
    母の命が危ない!!マックスたちが加わったことで、ストーリーは変わるのか?!それともシナリオ通りに終わってしまうのか……?!
    この映画は、「伝説的なホラー映画の上映会に参加したら、いつのまにかホラー映画の中に入って殺人鬼と戦うことになった」という映画。
    マックスたちが、ビリーに殺されないためにナンシーたちに馬鹿騒ぎさせないように見張ったり、映画の流れを利用してビリーに罠を仕掛けたりなど、「スクリーム」「キャビン」のようにホラー映画のお約束にオマージュを捧げたりパロディを盛り込みつつ、かつてのスクリームクイーンの母親とマックスの虚構と現実の壁を越えた母子の強い絆、シャイで生まじめなマックスの成長譚として痛快なオチをつける秀逸な脚本、タイッサ・ファミーガのキュートさマリン・アッカーマンの美魔女ぶりが印象的なホラーコメディ映画。

  • ファイナルガールズ
    惨劇のシナリオ
    Netflix
    コッテコテの80年台ホラー作品のトレーラー動画がええ味を出してて、一瞬「何これ?」って感じが面白い笑笑
    タイッサファーミガって「記憶探偵とガキのかかった少女」で印象的なヒロインでしたね。ニーナドブレフもめちゃ可愛いのに割とこう言うティーンホラー作品出てるよなぁ〜笑笑
    この前観た「ラストムービースター」って作品でもそうだったけど、米国は映画ファンが多いからか往年のホラーとは言え一作品のこう言ったファンイベント上映会ってのが有るの良いよなぁ〜国内でも全然ない訳じゃないんだけど、続編公開とかそう言った関連付けがないと古い作品の劇場再映とかあんまり無いもんなぁ〜小さい映画館だと趣味の作品チョイスしてるトコも有るけどね。それでもホラーは少ないわな…あんなタバコの火ぐらいでアルコールに火が点いたりしないと思うけどね笑笑。おおっタイムリープ物なんだ笑笑。映画の中に入り込んでしまった仲間が、あるキャンプ場大量殺人事件の被害者たちグループと合同で殺人鬼と相対する…まぁティーン向けコメディ系ホラーとしてはまぁまぁですかね。メチャ暇な時に時間潰しに見てくださいって感じです笑笑

  • ホラー映画を知ってると楽しめるメタ的な作品は何本かあるけれど、これはSF要素があるコメディ。日本未公開だそうで全然知らなかったけれど、面白かった。キャストのビジュアルがいかにも被害者っぽくて「わかってるね」って感じ。セックスした男女は殺されるっていうのはホラーのお約束になってるので他でも茶化されるけれど、ちょっとストリップしただけでおびき寄せられちゃうジェイソンモドキがかわいい。ホラーでの男の役に立たなさもちゃんと描かれているし、タイトル通りファイナル・ガール(生き残ってモンスターを倒す処女)がポイントになっていて『ホラー映画あるある』な映画。でもそこに添えられた母娘の愛情物語が意外にも良く、ただのお馬鹿映画で終わらない作品に仕上がっている。

  • お約束自体にはじゃっかん納得いかんし、ラストそんな…?ってかんじだけど、母娘の関係とか感動しちゃうし、共同戦線張り始めるとことか楽しいし、とてもおもしろかったです。

  •  母親を事故で亡くし傷心していた女子高生が若い頃母親が出ていたホラー映画の上映会に誘われる。スクリーンの火事から逃げると女子高生と友人達は映画の中の世界に入ってしまった。。。。

     ジェイソンなどの80年代殺人鬼映画をメタとしたパロディなのだが、そのコメディ要素だけでなく、どうやって映画の中で生き残るか、次元を超えた母親と主人公の関係などシナリオがすごく良くできている。
     80年代のホラーってラブシーンになると殺人鬼が風紀委員かのごとくやってくるとか、ほんとバカだったなぁ。それを逆手に取ってここまでの良作ができるとは。。。

  • 主人公達がホラー映画の中に入ってしまうお話でB級なんですが、これが中々の面白さで楽しい作品でした。
    その映画の内容もおもいっきり「13金」をパロっててそれだけで笑える。
    ビリーという殺人鬼が脱いだら現れるので、すぐ脱ぐ女子を脱げないようにしたりするのも良かった。
    また主人公と母親のシーンでちょっと泣きそうになったり・・
    全く怖くもグロくもないけど、すごく良かったです♪
    「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のニーナ・ドブレフさんを見れたのも個人的に嬉しかったです。

  • 一言で言えばB級映画を題材にしたB級映画というところでしょうか。

    「ラスト・アクション・ヒーロー」や「カラー・オブ・ハート」などと同じ、テレビや映画の中に入っていっちゃうモノですが、憧れの世界に飛び込むのではなく、事故で死んだ母親が生前出演していたスラッシャー映画に入っていくという風変りな設定が特徴です。

    「若いカップルがセックスしたら何故か殺人鬼に殺される」という理不尽な法則を笑って楽しむスラッシャー映画を愛を持ってネタにしていて、これがなかなか面白いんですよ。荒唐無稽な法則があるのを知っているから、映画内の登場人物に「一枚も脱ぐな」といってセックスするのを阻止しようとするんですが、登場人物たちはセックスすることしか頭にない。
    特にアダム・ディバイン演じるカートはあの手この手で女とヤることしか考えてない強烈なキャラで、彼を止めようとするやり取りはゲラゲラ笑えましたw

    主人公が成しえなかった「母親との別れ」を経て成長する、という泣かせるドラマも用意してあって単なるバカ映画になってないとこも良かったですね。
    スラッシャーという人がオモチャのように死ぬジャンルでは、基本的には死の重さは軽んじられてます。でもこの映画はあえてスラッシャー映画の死というものを斜め上の角度で切り込んでいるんですね。
    物語に入り込むのではなく俯瞰した状況から生まれる感情というものを乗せてみる実験的なアプローチが斬新で、スラッシャー映画を肯定しながら通過儀礼としての死もちゃんと描いている。見事なバランスだと思いました。

    ただやっぱり結構雑なところはあって、設定が割とガバガバなんですよね。敵殺人鬼をやり過ごす方法も割とご都合主義な感じがするし、思いつきでやってみたら成功したパターンも多くて演出が息切れしてるなーと。
    コメディだから多少強引な展開は許容されるんですが、展開のバリエーションが少ないのは退屈に感じる一要素でもあると思います。

    あとクライマックスのあのオチはどうなんでしょう。面白いのかもしれないけど遊びすぎなような気がして個人的にはあまり好きではないかな。
    冒険をしてちゃんと現実の世界に戻っていくことで、観客も映画の世界から学び現実を生きていく感覚を体験できると思うので、ちょっと盛り込みすぎた感が否めませんでした。

    とはいえ、日本劇場未公開でマイナーな部類に入ると思うので、レンタルショップで置いてあったら早めに観ておくことをオススメします。

  •  ファイナルガールズ惨劇のシナリオ(15米)
     スラッシャー映画の世界に入ってしまった若者達を殺人鬼が襲うホラーコメディ。注目すべきはその構造である。現象にメタ的に対応する主人公達を視聴者がさらにメタ的に捉えているという構造は面白い。一時間半があっという間の良作である。84点。

  • 予備知識全くなしで見たので非常に楽しめました。
    幸運な出会いでしたね。

    メタホラーでクスグリも多いし、ヒロインはかわいい、泣かせるドラマもある、いや本当に楽しかった。
    基本B級なので突っ込みどころも多数ですがもともとこういう作品なのであまり気になりませんでした。

  • 別途

  • 最近観た映画でもっともおもしろかった

  • 「キャビン・イン・ザ・ウッズ」と通じるメタ視点からのコメディ・ホラー映画。主人公たちが「ホラー映画」(しかも結末が分かっている)の中に迷い込み、どうやってそこでサバイブするかという話なんですが、しかも主人公のお母さんがその映画の中で主役をやっていて、一種のタイムトラベルものになっていて二重に面白いのである。また、それぞれの役者たちが微妙にみんな二流な感じを醸し出しつつも、実は演技もしっかりしていてキャスティングもいいのである。ストーリーも最後の最後まで楽しめて、なかなか大した力量の監督でありました。

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