精霊幻想記 1.偽りの王国 (HJ文庫) [Kindle]

著者 :
  • ホビージャパン
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感想・レビュー・書評

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  • 陰のある主人公にヒロインがカッコイイと恋焦がれるお話
    展開の速さも描写のあっさりさもライトノベルとしてくせのない出来栄え
    こんなんが水準作の時点でどうかと思うかもしれないが
    例えばマンガでも駄目な作品は多数雑誌連載枠を獲得し
    ごく一部の読者を除いて即座に忘れ去られ
    でもそれなりに食べていける市場規模を思えば水準などこんなものだと思う

  • 孤児に転生?憑依したわけですが
    どっちが主体とかそういう問題ではなくて
    元の人格と日本人ハルトの人格が融合したような
    そんな雰囲気を感じますね.
    で,孤児なのでお貴族様達から蔑まれる.
    しかし反発せずに粛々と従うので相手も面白く無いだろうな.
    いじめと言うのは最終的に相手が反応するからエスカレートするのであって以下略.
    お貴族様のお嬢さんに告られて断ったら激しくなるのは
    そのお嬢さんに惚れてるお坊ちゃんなのか
    そのお嬢さんの取り巻きの暴走なのか
    お嬢さん本人が激しく排斥したら心を入れ替えるだろうとかそういうあれなのか.

    飛び級先生ちゃんがメインヒロインかと思ってたけど
    そうでもなく,後半で出しゃばってきたお姫様かと思ったけど
    やっぱり違ったようなんだ.
    まぁ,姫さまは後々出てくるかもしれないけど.
    多分今回のエピローグで出てきた
    獣耳幼女暗殺者がヒロインなんでしょう.
    数え役満までは行かなくても満貫みたいなんだもの.

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