海街diary Blu-rayスタンダード・エディション

監督 : 是枝裕和 
出演 : 綾瀬はるか  長澤まさみ  夏帆  広瀬すず 
  • ポニーキャニオン
3.89
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本棚登録 : 149
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988632503754

感想・レビュー・書評

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  • 長女・幸(綾瀬はるか)、次女・佳乃(長澤まさみ)、三女・千佳(夏帆)は、鎌倉で三人一緒に住んでいた。そんな彼女らのもとに、ある日、15年前に家を出て疎遠になっていた父の訃報が届く。
    三人は父の葬儀が行われる山形に向かい、母親違いの妹・すず(広瀬すず)と初めて対面する。
    身寄りをなくしたすずはどうしようもない大人たちに囲まれながらも、一人毅然とした態度を見せていた。
    そんなすずに幸は、鎌倉に来ないかと言う。こうして、すずを入れた四姉妹の暮らしが始まった……。
    2006年から『月刊フラワーズ』に連載されマンガ大賞2013を受賞した吉田秋生の『海街diary』を、「そして父になる」で第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を獲得した是枝裕和監督が映画化。
    生真面目で不器用だがしっかり者の長女・綾瀬はるか、男癖も酒癖も悪いが情に篤い次女・長澤まさみ、マイペースな三女・夏帆、四女の広瀬すず。複雑な境遇の4姉妹が家族として絆を強めていく姿を描く中で、父親に苦労させられたが屈託のない4姉妹の清涼な言動が爽やかで、浅漬けやそばや梅酒などの美味しい食べ物や四季折々と毎日の彩りと何気ないけど喜怒哀楽に溢れた日常を絡めて丁寧に描いた傑作映画です。
    4姉妹を演じた綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずそれぞれの個性とキャラクターの魅力、鎌倉の自然の美しさ、じんわりと癒されるし温かい温もりに包まれるステキな映画です。広瀬すずが同級生の男子と自転車二人乗りで桜並木を疾走するシーン、綾瀬はるかと広瀬すずがシーフードカレーを作りながら本音を打ち明けるシーン、綾瀬はるかと長澤まさみが恋愛のことで口論したり仕事のことで相談するシーン、忘れられないシーンがじんわりと癒されるし温かい温もりに包まれるステキな映画です。
    それぞれの新しい明日に踏み出すラストも、爽やかでした。

  • 期間限定無料で、3巻まで配信されていた原作コミックを読んだところ、映画版を再度見たくなり、鑑賞。原作に、かなり忠実ではあるが、挿入されたエピソードにも、違和感はなかった。良作。

  • 特に何でもないストーリだけど、安定の4人で見ていられる。
    ちょいちょい映る鎌倉の風景が美しい。
    実写版深海映画みたいな感じ。

  • デートで見た映画。色味、雰囲気すべて好き

  • ☆☆☆★

  • とにかく4人がかわいくてずっと見てられる。
    長澤まさみが1番かわいい。
    ここにいていいんだよ。

    キャストとても豪華!
    坂口健太郎、加瀬亮、樹木希林、大竹しのぶなどなど。

  • 印象的な序章。10分程度であったが、ぐっとくるものがあった。ここだけでも見ごたえ十分な内容であり期待感はいやます。
    一緒にいたいのにいられない悔しさやもどかしさや憤り。いろんな感情がないまぜになって、思いがぶつかり交差する。それぞれがひっそりと抱えた思いが爆発するとき、人間の本質が垣間見える。胸に深く滞り残るものがあった。
    長澤まさみと広瀬すずが美しかった。とりわけ、桜のトンネルをくぐる広瀬が出色。思わず見惚れてしまった。

  • 2016/7月
    是枝ワールド 

  • 家族の話。不足していることにより浮かび上がるテーマ。思い出は簡単に振り返れず、皆が心の中に抱えている。大切な人が、世界からいなくなること(葬式が何度か)。愛しい人との距離、つながり、愛憎。
    いろいろなことが立体的に、時間軸も合わせて表現されていた。
    4姉妹が美しすぎることは見ていて気持ちがいい。が、リアリティーという意味では、少しスター映画のようになっている部分がある。
    前田旺志郎が良かった。

  • 【印象】
    四姉妹になる。
    異母。妹が三姉妹の家へ。
    爽やかにどろり。

    【類別】
    ヒューマンドラマ。

    【脚本構成】
    死や金を絡ませた話。
    「神様が考えてくれないなら、こっちで考えるしかないでしょ」時点1時間29分。

    【画】
    古民家、海、姉妹。

    【音】
    静か。

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著者プロフィール

著者)是枝裕和 Hirokazu KORE-EDA
映画監督。1962 年東京生まれ。87 年早稲田大学第一文学部卒業後、テレビマンユニオン に参加し、主にドキュメンタリー番組を演出。14 年に独立し、制作者集団「分福」を立ち 上げる。主な監督作品に、『誰も知らない』(04/カンヌ国際映画祭最優秀男優賞)、『そ して父になる』(13/カンヌ国際映画祭審査員賞)、『万引き家族』(18/カンヌ国際映画 祭パルムドール、第 91 回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート)、『真実』(19/ヴェネ チア国際映画祭オープニング作品)。次回作では、主演にソン・ガンホ、カン・ドンウォ ン、ぺ・ドゥナを迎えて韓国映画『ブローカー(仮)』を 21 年撮影予定。

「2020年 『真実 La Vérité シナリオ対訳 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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