伊藤計劃トリビュート (ハヤカワ文庫JA) [Kindle]

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  • ーーー伊藤計劃が2009年にこの世を去ってから早くも6年。彼が『虐殺器官』『ハーモニー』などで残した鮮烈なヴィジョンは、いまや数多くの作家によって継承・凌駕されようとしている。
    伊藤計劃と同世代の長谷敏司、藤井太洋から、まさにその影響を受けた20代の新鋭たる柴田勝家、吉上亮まで、8作家による超巨大書き下ろしアンソロジー

    "ポスト伊藤計劃"の担い手となるべき作家たちによる中篇集。
    それぞれ伊藤計劃へのリスペクトが感じられつつも、各作家の色もきちんと出ていて新鮮な読み心地だった。

    中でも『未明の晩餐』が良かった。頽廃した近未来の中での食というものがこんなに面白くなるとは思っていなかった。
    これを書いた吉上亮は、デビュー作の『パンツァークラウンフェイセズ』を読んだけど描写にクセがあって少し馴染めなかったけど
    『未明の晩餐』ではほとんど気にならなくなっていたので次回作にも期待したい。

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著者プロフィール

藤井太洋(ふじい たいよう)
1971年、鹿児島県奄美大島生まれの作家。国際基督教大学中退。ソフトウェア開発会社に勤務しながら小説を執筆し、2012年電子書籍『Gene Mapper』をセルフパブリッシングして話題になる。翌年、増補改訂版『Gene Mapper - full build-』を早川書房より刊行、単行本デビュー。2014年には『オービタル・クラウド』(早川書房)を発表、「ベストSF2014[国内篇]」1位、第46回星雲賞(日本部門)、そして第35回日本SF大賞をそれぞれ受賞。2018年『ハロー・ワールド』を刊行し、同作が2019年に第40回吉川英治文学新人賞を受賞。
2015年には日本SF作家クラブ第18代会長に就任している。

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