ブリッジ・オブ・スパイ 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]

監督 : スティーブン・スピルバーグ 
出演 : トム・ハンクス  マーク・ライランス  エイミー・ライアン  アラン・アルダ 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2016年5月3日発売)
3.57
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142167217

ブリッジ・オブ・スパイ 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]の感想・レビュー・書評

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  • 去年はMI、キングスマン、007、ソロとスパイ物の当たり年でしたが、それらとは全然違うベクトルのリアル系で大変面白い一本でした。
    渋いなぁ
    別にスパイが活躍するとかいう映画でもないですし、ド派手な見せ場があるわけでもありませんがこういうの大好きです。
    ジョン・ル・カレやフォーサイス、フリーマントルなどなどで育った人間としては、やはり冷戦、ベルリンの壁と来ると身を乗り出してしまいますね。

  • 1950年代冷戦下。U2撃墜事件に端を発した、米ソ間の捕虜交換交渉の内幕を描いた実話ベースのストーリー。監督はスピルバーグ。

    主人公の弁護士・ドノヴァンを演じたトム・ハンクスもいいが、注目はソ連のスパイ・アベルを演じたマーク・ライランス。舞台俳優出身だが(だからこそ?)いい俳優さん。素晴らしかった。演技のひとつひとつがきめ細かい。鼻をすする仕草は朴訥さを表現していて巧い。スパイらしくない絵描きという性格と、「不安か?」と訊かれて「それは役に立つのか?」と返すほど命を捨てる覚悟と祖国への忠誠と合理性をもったスパイ。この佇まいがもう魅力的。

    物語の終盤。米ソ関係者が人質交換のため東ベルリンの橋へ。アベルが橋の上で「親愛なるジム」と呼びかけ弁護士と握手するシーンは胸が熱くなった。「きみに贈り物がある」とソ連のスパイがドノヴァンに肖像画を贈るシーンは胸に応えた。
    敵国同士であり、弁護人とスパイという立場ゆえ、アベルとドノヴァンは互いに深く交流するシーンはない。交わす言葉も少ない。しかし、僅かながら互いの仕事に対する姿勢を知るにつれ、どこか通じ合うものを感じるようになる。このストーリー展開も本作の魅力のひとつだ。
    敵味方を超えて、所属や利害打算に関係なく、自分の務めを忠実に果たすこと。誠実に己の仕事を成し遂げようとした人間だけが互いに交わすことができる情。
    あぁ、やはりスピルバーグの映画だなあ、としみじみした。


    もちろん注目すべき監督の演出は本作も光っている。米軍偵察機がソ連上空で撃ち落とされ、機体がバラバラに落下していくショットからアベルがいる監獄の扇風機のプロペラへと切れ目なく流れるシークエンスは舌を巻く。東ベルリンの荒廃した空気も吹雪と相俟って抜群。(ホント、街を撮るのがスピルバーグは上手い)。アベルの逮捕時に橋(ブルックリン橋かな?)が描かれたキャンバスの前でFBIが尋問する演出は細かい。東ベルリンの壁と橋を対比させた比喩もストーリーが含むメッセージを引き立てる見事な演出である。そう。人と人を分断する壁ではなく、つなぐ橋を作る仕事をしないといけない。

    ‘条理の側に立つ人’を力強く描くのがスピルバ―グ映画の魅力。本作も充分にその力が発揮されていた。

  • 立派な映画。トムハンクスも良かったけど、マークライランスが良い味出してる。

  • 2016/5/5 スパイの交換に奮闘する弁護士
    敵国とか関係なく人間という存在を重んじる事が素晴らしい。
    アベル役 マーク.ライランス 普通の知的なオジさん風にして 優しさ知的さが醸し出されて とても雰囲気もよく素敵でした。
    交換で祖国側に引き渡された時 車の後部座席に乗せられたのを 観た時は 本当に悲しかったけど…実話では助かってたようで良かったです。

  • 法廷闘争のエピソードが素晴らしいと思ったら、人質交換エピソードへと話が続き、感動が膨らみました。法の正義を信じる人でありヒューマニズムの人ですね。一方で、米国の法の正義やヒューマニズムは、今日、本物になっているのでしょうか。奥さんも旦那に釣り合ったベターハーフです。露スパイが最後に見せた信頼の行動も感動的でした。簡単に語れないほど、いろんなことを考えさせてくれる名作でした。

  • スパイを交換するだけの映画が面白いのか?とちょっと疑いながら鑑賞。地味な交渉ごとがメインだけど、セットや背景、人物それぞれ味があって飽きなかった。
    とくにソ連スパイのアベルが飄々としていていい。
    「不安はないのか?」「役に立つか?」のやりとり、
    あとまさに建設中の壁というものの存在がなんとも異質で印象的。

    最後をきれいにまとめすぎている気はしたが、国家という大きな流れに逆らえないスパイや個人を、主人公が交渉という力ひとつで打開するストーリーは見応えあった。

  • 不安は何かの役に立つのかい?っていい言葉。スピルバーグとトムハンクスなら間違いない!

  • 実話をベースにした昔の話で、軽視されていた人権を軽視する風潮の社会に敢然と闘う勇敢な主人公という話は、何度見たことかというのが前半のストーリー。

    昔はこうして偏見がまかり通っていたが、今はその反省に立ち進歩した社会になっている。昔はバカなことをしていたものだという視点で見ていたが、最近はそうも言えなくなってきた。映画で悪とされている人たちが今では主流である。今こうした事件が起きたら、同様なことが起きることだろう。

    それだけにこうした映画に存在価値があるとも言えるが、こうした英雄談をいくら見せられても何の効果もないとも言える。

    後半は、助けたソ連スパイとアメリカパイロットとの交換となる。この部分の描き方ば緻密で間合いがとてもいいので引き込まていく。さすがスピールバーグだ(監督がスピールバーグというは終わって知ったのだけど)。トム・ハンクスの正義漢だけど、ユーモラスでもあるという奥行きがここでも生きている。このあたりは事実の重さの力ですね。
    2016年第88回アカデミー賞助演男優賞、キネ旬2016 3位、SCREEN映画評論家が選んだ2016年度公開映画BEST10 4位。

  • 時間がないときに見ようとしたせいもあり
    序盤の退屈さからながら鑑賞したのみ。

  • 派手な映画ではないですが、最後まで飽きずに観ることが出来ました。スピルバーグ映画はやはりハズレがない。安心して観ることが出来ます。
    アメリカの若いパイロットのスパイが捕らわれた際、「なぜ自決しなかったのか」と国内で冷遇されるシーンなど、人間は国籍は違っても同じ面があるんだな、と思ったのが一番心に残りました。

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