家栽の人(14) (ビッグコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 13巻から続く長い物語。14巻でも結論には至らない。15巻に続く。

    カナダにジョン・リヴィングストンという鳥好きのおやじがおってな、そのおやじの本でこんなことを言っておるんじゃ。
    人間の祖先のオーストラロピテクスの時代に、子供を産むのが大変になってきた。
    大きな頭が邪魔になって母親の骨盤を通りにくくなったからじゃ。
    そこで、子供が大きく育たないうちにいわば早産で産むようになった。
    早産で産まれるから、他の動物に比べて赤ん坊は何もできん。
    大人は子供を守り育てるために社会を作っていった。

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著者プロフィール

毛利甚八(もうり・じんぱち)
1958年長崎県佐世保市生まれ。
日本大学芸術学部文芸学科を卒業後、ライターとして活動。
1987年より漫画『家栽の人』(画・魚戸おさむ、小学館)の原作を担当する。
1994年より1998年にかけて民俗学者・宮本常一の足跡を追う旅を行い、『宮本常一を歩く』(上・下、小学館)を上梓。
2001年より大分県に住まいを移し、地元の少年院で月に1回ウクレレを教えている。
著書に、『九州独立計画 玄海原発と九州のしあわせ』(講談社)、『少年院のかたち』(現代人文社)、『白土三平伝』(小学館)などがある。

「2015年 『「家栽の人」から君への遺言 佐世保高一同級生殺害事件と少年法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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