シリーズ3作目は長男セサルのお話です。ダ・シルヴァ城の城主です。
ヒロインは新人女優のレキシーです。お城で撮影中、おもわずキスしてしまい、男性経験のあまりないレキシーは演技の勉強のために付き合ってほしいと頼みます。(もちろん偽装)
セサルはファーストキスを奪ってしまったことと、目くらましの為に合意します。
兄弟3人ともお金持ちで顔が似てるため父親違いの兄弟ではないかとネットで噂されていたからです。
利用されてショックを受けるレキシー。
セサルの父は闘牛士になったせいで相続権を剥奪され、母のエスペランサと二人貧しいながらも幸せに暮らしていましたが、3歳の頃父は雄牛の角に突かれて死亡、エスペランサは必ず迎えにくると約束して祖父母の家に預けました。
それからエスペランサはモデルとして成功しますが、迎えに来ることはありませんでした。
そのせいで心に傷を追ったセサルの話を聞いて心を痛めます。
偽装カップルを続ける二人ですが、お互い惹かれ合っていきます、しかし14歳でレイプされ子供を養子に出したレキシーは素直にセサルの胸へと飛び込めません。
アレクシオからエスペランサがセサルを取り戻す為に何度もお城に通ったことを聞きます、祖父母が要求した金額を払う為にお金に執着していたことも。
エスペランサはお金しか愛せない人ではなく、離れ離れになった息子に捧げた人生でした。
母親への誤解もとけ、セサルはレキシーの元へ。プロポーズします。
長男と次男が無口なタイプで似てましたね、長男の方がもっとわかりにくい性格してるかもしれません。心に傷を追ったヒロインを大事にしてあげてほしいです。
というか城主って憧れますね。
後日談で3兄弟が仲良く子守していて癒やされます(笑)3人とも子煩悩。