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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (388ページ)
感想・レビュー・書評
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東京のガラス機器メーカーに勤める24歳OLの梢恵。
恋も仕事もなんとなくといった感じでぱっとしない。
そんな彼女が突然社長に「単身で長野に行って
バイオエタノール用のコメを作ってくれる農家を
探してこい」という無謀な指示を受ける。
嫌々ながらも出張に出た梢恵だったが、しっかりと
話をする間もなく断られ続けてしまう。
さらにはなぜか成り行きで農業に実際に携わることに。
半端な状態の主人公が流れでやりたくないことを
やるうちに成長し、その大切さに気づいていくという
まさに王道パターン。
ありふれたパターンなんだけど、それでも面白い。
農業や原発、再生エネルギーについての勉強にも
なるし、色々と興味深く読むことができたのでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
農業女子をテーマにした作品。日本の農業の現状を課題も含めてわかりやすく描いており、主人公の梢恵とともに私も一緒に勉強させてもらった。
東京の会社で「お荷物OL」だった梢恵の仕事への想いや変化がポジティブに描かれていて、元気をもらった気がする。自分が必要とされるところで働けるということは、とても幸せなことだと思う。