大どんでん返し創作法: 面白い物語を作るには ストーリーデザインの方法論 (PIKOZO文庫) [Kindle]

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  • 2015年10月5日発売
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感想・レビュー・書評

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  • めちゃくちゃ面白かった。
    どんでん返しというと、書けたら爽快だと思うが一見難しそうなイメージがあると思う。しかし、この本を読めば「自分にもできるぞ」と思わせてくれる。

    この本の新しいところは、すべてのストーリーは型に当てはめることができると断言している点である。
    「そんなことできるの?」と疑問が出てくるだろうが、読むと確かに可能であることがわかる。それが理解できれば、あとはここに載っている型に自分で考えた世界をあてはめるだけであらすじの完成だ。
    自分にもベストセラーが狙えるのでは!?と、かなり興奮させてもらえた。

    小説を書いてみたいという野望はありつつ、なかなか形にできないでいた私も、この本を読んで実際にあらすじを組み立てることができたから、同じような境遇の人にはかなりオススメする。
    kindleのprime readingで読めます。

  • 2人の会話文で展開されてて読みやすい
    どんでん返しがなぜ必要なのか、どんな型があるかなど

  • 「どんでん返し」「ひねり」について知るために読んだ本。
    素晴らしくきれいに体系化されていて非常に参考になった。
    葛藤・動機付け・成長や、ストーリーラインについても、改めて咀嚼できる内容でとてもよかった。

  • 物語の作り方の本について何冊か読んだが、この本が一番スタート地点から作り方について語ってくれており、また実践がしやすい。

    ・目的と乗り越えるハードルをつくる。
    ・主人公の大切なものを取り上げる
    ・対立関係をつくる←ここに伏線を盛り込みやすい
    ・成長をつくる。
     主人公は未熟な部分をつくる。
     選択肢は二回つくる。一回目の選択(物語初期で間違った選択)とその逆の選択(どんでん返し後)をとらせることで成長を表す。
    ・敵をつくる(外的、内的、自分の過去の3種)
    ・映像化、漫画化を考えて、内面の思いではなく動きをつくる。
    ・どんでん返しは、Aだと思ったらBだった
    ・目的のどんでん返し:①死んだと思ったら生きていた。②目的はすでに近くにあった。
    ・敵にどんでん返し:Aが敵だと思ったらBだった

著者プロフィール

1955年,群馬県太田市生まれ。成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻修士課程修了。成城大学民俗学研究所研究員。国立歴史民俗博物館(歴博)共同研究員。筑波大学・神奈川大学非常勤講師などを歴任。

「2023年 『幕末維新と国事殉難戦没者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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