新装版 北天の星(上) (講談社文庫) [Kindle]

  • 講談社 (2000年4月15日発売)
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みんなの感想まとめ

厳しい運命に翻弄されながらも帰国を目指す男の物語が描かれています。江戸時代、ロシア軍艦に拉致された中川五郎治は、シベリアでの厳しい生活を余儀なくされます。彼の逃亡劇や、異国の地での苦悩がリアルに描写さ...

感想・レビュー・書評

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  • 日本とロシア。今も昔も、近くて遠いそのふたつの国に翻弄された人々は多い。江戸時代、ロシア軍艦によってシベリアへ連れ去られた五郎治。二度も逃亡を企て、帰国への思いを絶やさなかった男の一生が描かれます。

  • 下巻にまとめて。

  • エトロフ島に来襲したロシア艦。番人左兵衛とともにオホーツクに連れ去られた番人小頭五郎治。その後の運命は?
    544ページあるが、ページあたり33文字14行という大きな文字。展開も早く、飽きさせない。ハラハラドキドキ。ぐんぐんページは進む。児童向けでも十分読まれそう。
    択捉島の老門、紗那、内保。樺太の大泊、九春古丹。シベリアのオホーツク、ウラク川、ウリヤ川。セ゚ンタリン諸島。北の方の歴史・地名も詳しくならねば。

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著者プロフィール

一九二七(昭和二)年、東京・日暮里生まれ。学習院大学中退。五八年、短篇集『青い骨』を自費出版。六六年、『星への旅』で太宰治賞を受賞、本格的な作家活動に入る。七三年『戦艦武蔵』『関東大震災』で菊池寛賞、七九年『ふぉん・しいほるとの娘』で吉川英治文学賞、八四年『破獄』で読売文学賞を受賞。二〇〇六(平成一八)年没。そのほかの作品に『高熱隧道』『桜田門外ノ変』『黒船』『私の文学漂流』などがある。

「2021年 『花火 吉村昭後期短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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