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- / ISBN・EAN: 4984995901084
感想・レビュー・書評
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「我らが人間の手を用いるのは
神や悪魔を殺せるのが人間だけだからだ」
「何が正しいかは自分で決める…
オレは正しいと思ったヤツを助ける」
ストーリーの密度が濃く、最初から最後までワクワクしながらプレイした。仲間達との絡みも多いし最終的に大所帯になって驚いたけど全員見せ場があって戦闘でも協力し合えるシステムで良い。無印でヨナタンとワルターがあんなことになって(この辺のいきさつが雑に感じたのもあって)少しかなしかったから彼らのNルートでの着地点は良いもので、ここにて本当にⅣが私の中で完結した。
無印Nルート以外では空気だったイザボーの活躍や早々に退場したナバールの人生やり直し版としてのガストン。FはⅣの消化不良だった部分をかなり補完している。操作もさらに快適に。
・絆ルート四文字さんとの決戦
主人公達が支配者である神に反逆するゲームは数多あれど、4Fで描かれた最終決戦のキモは我々に馴染みのある宗教教義を弁舌によって否定し貶めるというもの。生々しいぞ。まるでVSしつこい宗教勧誘だ。仲間との絆パワーで熱い人間賛歌のかたちにはなってるけど。
「神と悪魔は君達の観測の中にいる
くれぐれもその目を曇らせぬよう がんばりたまえ」
・ダグザと皆殺しルート
「まさかフリンまで奪い 自分の駒にしてしまうとはね…」
「彼等のような末路を 人間から観測されないようにしたまえ」
メガテン的にはこっちの方がしっくりきて安心すら覚えたルート。エンディングを見比べると絆ダグザはコレジャネェ感が。
ダグザが神になる以前の自然現象に還りたいという望みを叶えるため、そして自ら宇宙を支配するべくナナシは進む。これまで和気藹々としてた仲間を殺すのは胸糞だけど、嬉しそうなダグザを見てこちらも胸が熱くなった。前世の因果など断ち切る(と見せかけてアキュラの計画通りだったりしませんか?)。前作主人公すら貶める。そう、「主人公」は一人で良い…。神殺し装置に成り果てたフリンは正直エッッ・・・ 今作の彼は違う意味でハードな目に合いすぎだと思うの。
ナナシが神になり、救世主が現れて、また争いが繰り返されるかもしれなくて。これって人間の存在が希望だという見方もできる。
ありがとうダグザ。そしてお疲れ様。また観測される日まで(不本意だろうが) -
ラストダンジョンの冗長さが蛇足感を強めている…。
選択肢があるにはあるが極端すぎて、そのわりにある陣営につく選択肢がないのでその点においてデビサバにも劣る感じはある。ただバトルはある程度完成形かな。 -
これにて完結、真ルート。
幸せ。
…でも、コレジャナイ感。
ハレルヤとかガストンさんとかみんな好きなんだが…なんかメガテンしたくなってダグザルート行きたくなるなぁ…と魔が差した。
ナバール愛されすぎですな! -
前作真・女神転生IVのニュートラルルートエンディング手前のパラレルっぽい続編。前作主人公が英雄的な扱いになってて、それを補佐する役割の東京の人々が主人公。
まず前作でいろいろ不評だったところがいろいろ改善。あまりにアレな悪魔イラストの差し替えとか新規悪魔の採用とかダンジョンで敵が馬鹿みたいに突っ込んでくるのとかその他プレイが快適になるような方向性でのものが多いです。
ストーリーは・・・どちらかというと前作のほうが好みかも。中世風の世界観だと思ったら急に「トウキョウ」にやってきた驚きみたいなものは今回は特にない感じ。パラレル的なものもなくずっとトウキョウです。ストーリーの流れも「まあこんな感じだろうな」と予想できるものが多かったですし。
で、エンディング分岐。
ペルソナ的にみんなで力をあわせてもりあがりつつラスト、というのと盛り上がったところで「やっぱ裏切るわ」と空気を読まずに仲間を皆殺しというとんでもないのと。
一応両方みたいから分岐手前でセーブ・・・したのにうっかり上書きしてしまう。ちなみに「みんな仲良し」なルート。しょうがないからそのままクリアしましたけどね。鬱シナリオっぽいのをみるためにもう一周・・・というほどの気力がどうしてもわかないのでまあこれで終了。ほどほどに楽しめました。神とは言わないですが、まあ良作。 -
前作のデータを引き継ぐ事で、一部ボーナスを得ることが出来るとか。
新たな要素の追加の他、システム面も大幅に変更されている模様。
前作の終盤から分岐する新しいストーリー。