CSV経営戦略―本業での高収益と、社会の課題を同時に解決する [Kindle]
- 東洋経済新報社 (2015年10月16日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (355ページ)
感想・レビュー・書評
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面白い本でした。
自身の仕事を定義し直して、それを必要とする新しい市場に提供する仕組みを作る。
その際、提供する価値や対価としての利益は、自分だけが独占せず広く共有することと理解しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・会社でCSV経営の本を読んだ同僚がいたこと、日経の勇敢で星五つと評価されていたことから読んだ本。
・CSV経営とは、経済的価値と社会的価値の両方を実現する経営のことだが、CSRとの違いは明確に書かれていなかったと思う。
・ただし、以下の点はその通りだと思った。
-日本企業が経済的価値を創造する力(設ける力)が弱い。
-日本企業の弱点にPDCA(計画にこだわりすぎる)ことがある。
-改善のためには4つのSに突き当たる。
システム シンキング
スケールアウト
スタンダリゼーション
スピード
・上記のうち、特にスピードは日ごろの仕事の中で特に実感を持ってそう思える。リーンスタートアップで経験値を積む必要がある。
・そのほかに心に残ったのは次の通り。
-「BSCには得はあるのか」という張トヨタ名誉会長の言葉
-「あなたの原体験は何か」原体験のない人には人としての興味が持てないし、魂のこもった仕事ができるとは思えない。
-一人の人間でしかないトップが組織を動かそうとするときい必要なのは強力なリーダーシップではなく、一つの方向に向かわせること、いわゆるエンパワーメント・リーダーである(社会課題をどうとらえるか、大義はあるか)
-知識よりも教養