米軍が恐れた「卑怯な日本軍」 帝国陸軍戦法マニュアルのすべて (文春文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 予想と違って半分以上ブービートラップ(特に地雷)についての解説だったのが衝撃で、読むのが辛かった。ただし著者の取材力は異常、戦時中の文献をここぞとばかりに引用している。マニュアルが思想をも凌駕し、道徳を失わせるのだと痛感。辛かったが、ためにはなった。

  • 「毒蛇が危険なのは頭部だけだ。」

    遊撃戦は自国でやるもの。
    アメリカ世論を煽り、停戦にもって行きたかった。

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著者プロフィール

一ノ瀬 俊也(いちのせ・としや) 1971年福岡県生まれ。九州大学大学院比較社会文化研究科博士課程中途退学。専門は、日本近現代史。博士(比較社会文化)。現在埼玉大学教養学部教授。著書に、『近代日本の徴兵制と社会』(吉川弘文館、2004)、『銃後の社会史』(吉川弘文館、2005)、『皇軍兵士の日常生活』(講談社現代新書、2009)、『米軍が恐れた「卑怯な日本軍」』(文藝春秋、2012)、『日本軍と日本兵 米国報告書は語る』(講談社現代新書、2014)、『戦艦大和講義』(人文書院、2015)、『戦艦武蔵』(中公新書、2016)、『飛行機の戦争 1914-1945』(講談社現代新書、2017)など多数。

「2018年 『昭和戦争史講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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