人生を面白くする 本物の教養 (幻冬舎新書) [Kindle]

著者 :
  • 幻冬舎
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感想・レビュー・書評

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  • 書いている内容は間違っていないと思う。むしろ同意できる点は多い。だからこそ読んでも同じ意見だな、となりがちで時間がもったいない。

  • 「今日の皆さんが一番若いのです。」

    啓発される。
    相手の外見は違う、ならば中身もそうだ。
    部下をパートナーに置き換えて考える。
    機密情報ではなく、日常からいかに考えるかが大事。
    歴史は1つしかない、解釈がたくさんあるだけだ。
    預金で重要なのは流動性。自分がいなくなっても会社は回る。

  • 合理的な著者の人間性がよく出ている著作。読書、勉強、人間関係…。あらゆる事が、自分の根拠を持った考えを付して、簡潔に述べられており、「気持ちよく」一気に読める。

  • 日本生命からライフネット生命を創業した出口治明氏による教養の養い方、あるべき方向性を綴ったエッセイ。美術館好きが講じて70カ国、1200都市を訪問したという行動力は見習うべき。宿の予約をとらずにユーレイルパスだけ買って旅行したのは大学のときだけ。ある分野を知ろうと思うと最低10冊の本を読んで、深く理解するという方針はなるほどなと思う。TOEFLEは最低100点が必要というが、今の日本でどこまで実現可能か。

  • 会社に依存しすぎない事は大事。
    精神的に、依存しすぎていた自分に気づきました。
    教養をつけて、活力にしていきたい。

  •  考える力を備えることの重要性がわかる。若い頃に読むとより効果的と思う。

  • 勉強になりました。Audibleで耳読数回、そして活字も読みました。

    目的:教養の一部を身につける。知肉にして今後の生活に活かす
    結果:人生の本質を知ったと思う。物事や出来事に対し、自分の頭で考え調べ、咀嚼し、自分なりの意見や結論を出し、血肉=自分のものにしていく。それが教養であり、人生なんだなと思った。

    良いと思った点3つ
    1、教養とは何か、という出口さんの思いを知ることができた
    2、教養を得ることに近道はないんだなと腹落ちした
    3、出口さんの人柄や、これまで積み重ねてこられた教養が見えて、とても説得力があった。また親近感が湧いた。

  • 人生を楽しく生きたければ
    物事を知り(本)、体験(人、旅)して自分の中に知識を蓄え
    それを元に「自分の頭で考えていく」ことが大切なことが学べた

    「右へ倣えの精神」は自分の頭で考えないので楽だが楽しくない
    人は違って当たり前、個性の塊なので「右へ倣えの精神」で生きていれば
    イライラしたりやる気を無くしたりもする

    没個性、集団生活、失敗への厳罰は教育や会社に残念ながら定着してしまっている
    周りは変えられないが自分自身は変えられる

    助けてくれる人はいない(少ない)皆自分のことで精一杯だから

    自分の頭で考え、自分の足で踏み出せば人生面白くなる
    そのために本を読み、人に会い、旅をして経験値を増やそうと思う

  • Amazonのレビューが良かったので読んでみた。あまり発見とか気づきは無かった。途中の筆者自身の知識を書いてある部分は、そういうの聞きたいんじゃない!と読み飛ばしてしまった。この本の中では、本は最初から最後まで飛ばさずに読むべきと書いてるけど。

  • この方の考えはとても好き。
    ▪️仕事に過剰適応しない。仕事での自分の役割は「機能」を果たすことに過ぎない。役職の違いは役割の違いなので、上司を「人間として上」と崇めなくてよい。なるほど。
    ▪️人生の中で仕事の割合は2-3割なので、仕事がすべてではない。仕事は案外どうでもよい。ワークよりライフを充実させる。
    ▪️幹と枝葉をごっちゃにしない。メリットだけの選択はない。幹に従い決断する。枝葉のデメリットは、少しでも軽減するための解決策を考えれば良い。

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著者プロフィール

出口 治明(でぐち・はるあき):立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命株式会社に変更。2012年上場。2018年より現職。著書に『全世界史(上・下)』(新潮文庫)、『0から学ぶ「日本史」講義』シリーズ(文春文庫)、『歴史を活かす力』『日本の伸びしろ』(文春新書)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)、『一気読み世界史』(日経BP)、『ぼくは古典を読み続ける』(光文社)等多数。

「2023年 『人類5000年史Ⅴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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