初恋 (角川ホラー文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA (2015年10月25日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 調子に乗って吉村達也作品・2作目にチャレンジ。
    「初恋」と題されてこそいるものの、この作品は“角川ホラー
    文庫”の電子書籍版。バリバリのホラーを読む心づもりをしてか
    ら読んだのだが・・・。

    まず、この作品についてもすっごくかんたんに説明。
    中堅の会社で年相応に出世している30男が主人公。それ程美人
    では無いけれど大好きな妻が居て、もうすぐ子どもも生まれる。
    仕事も楽しく、人生に何の不満もない。本人曰わく「中くらいの
    幸せ」を謳歌していたサラリーマンが、ある日を境に文字通り
    奈落の底に叩き落とされる物語。

    うん、怖いです、コレ(^^;)。
    一つ前に読んだ「禁じられた遊び」でもそれなりの恐怖はあっ
    たのだが、コッチのシチュエーションの方が100倍怖い。普通
    に考えれば現実には99%あり得ない話である筈なのに、1%な
    らもしかしたらあるんじゃないか?と思わせる、切迫した文章
    はなかなか見事。そして「禁じ・・・」と同様にコンパクトにまと
    まっており、ドキドキしたまま一冊を読み切ることができた。

    とにかく、殆ど・・・っつーか、全く悪いことをしていない主人公
    がマジで気の毒(^^;)。コレを読んだ男性諸氏は間違い無く初恋
    の人を思い出すと思うけど、基本心配しなくていいと思います(^^;)。

    そもそもどれだ、初恋(^^;)。
    さおりちゃんかきょうこちゃんだと思うんだけど(^^;)。

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著者プロフィール

東京生まれ。一橋大学卒業後、ニッポン放送ディレクター、編成プロデューサー、 扶桑社書籍編集長を経て1990年より専業作家。
1986年扶桑社在籍中に執筆した『Kの悲劇』でデビュー。2009年10月発売の『蛍坂』が200冊目の著作。
2011年9月ライフワークの『魔界百物語』がスタート。100本の書き下ろしミステリーに挑む。

「2012年 『幻影城の奇術師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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