本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (491ページ)
感想・レビュー・書評
-
電子書籍でちまちま半年ぐらいかけて読了。
ちょっとした時に一息つきつつさらっと読める感じが心地好かった。あるいはもちろんちっともちょっとしてない場所へ向かう電車の中でも。
ただ観光に行くわけでも、腰を据えて住むわけでもなく、こんな風に一時的滞在者≒常駐的旅行者として海外で生活できたら素敵だなぁ。
イタリアのいい加減さ(長所でもあり短所でもある)への愚痴がくどくどと続くくだりにはクスッとした。
ロンドンにいる間、バースに着くほんの手前で自転車がばらばらに壊れてしまって、その残骸を肩に担いで5キロの帰り道を歩いた際の記述では「やれやれやれやれ」と、”やれやれ”が2回も続いていることに感動してしまった私でした。疲弊する村上さん、愛おしい……!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者が80年代後半、40歳手前から奥さんとおよそ3年間滞在したという南欧での滞在記。ノルウェーの森やダンスダンスダンスはこの期間に書かれた作品とのこと。こんなに表現豊かに面白くて空気感を含んだ滞在期が書けるのってやっぱりすごいなと感心する。
-
四十前までの仕事・・・