黄色い部屋の秘密〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 密室犯罪の古典だと言うことなので読んでみた。しかし、解せないのは襲われたマチルド嬢が、父に襲われた事を隠したまま一緒に実験したり、食事を取ったことだ。首に跡が残るほど強く圧迫されたのに、平素と変わりない様子で過ごせるのか?などなど、あーなるほどと腑に落ちるミステリーではなかった。

  • 密室事件と人間消失事件だが、流石に後世の作品で流用されていたりして、謎に意外性は少ない。
    しかし昔の作品らしい空気感は、実にいい。

  • 可もなく不可もなく...

    トリックが面白くなく、秘密も知ってみると拍子抜けしてしまう

    ルールタビーユが勿体ぶってばかりで、好感が持てないのが結構きつい。ただ、不思議な廊下の場面はスピード感があって面白かった

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著者プロフィール

Gaston Leroux(1868-1927)
パリ生まれ。「最後の連載小説家」と称されるベル・エポック期の人気作家。大学卒業後弁護士となるが、まもなくジャーナリストに転身。1894年、《ル・マタン》紙に入社し司法記者となり、のちにこの日刊紙の名物記者となる。評判を呼んだ『黄色い部屋の謎』(1907年)を発表した年にル・マタン社を辞し、小説家として独り立ちする。〈ルールタビーユ〉〈シェリ=ビビ〉シリーズの他、『オペラ座の怪人』(1910年)、『バラオー』(1911年)等のヒット作がある。その作品の多くは、演劇、映画、ミュージカル、BDなど、多岐にわたって翻案されている。

「2022年 『シェリ=ビビの最初の冒険』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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