- Amazon.co.jp ・電子書籍 (272ページ)
感想・レビュー・書評
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展開のテンポがよく、捜査の裏を見る形で読むのがやめられない展開でした。 人物像も特徴があり、世間の評価も現実的にありそうな描写まで楽しませてもらいました
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子どもばかりを狙う連続猟奇殺人犯を追う刑事たちの物語。
硬派な警察小説です。
主人公がちょっと不憫だなぁ...
でも警察内部の汚い部分はリアルに感じました。
手柄とか醜聞とかいろんなしがらみがありますね。
理想と現実の狭間で働くのって大変だ。
まだ上巻なのでなんとも評価付け難いのですが、どのように物語が収束していくのか気になるところです。 -
ドキドキしながら結構な速さで読みました。下巻まで読まないことには…
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姿の見えない犯人は、得体の知れない怪人として刑事の心に刻まれる。急遽、警察に連絡の入った誘拐事件。神奈川県警は磐石の体制で事件に立ち向かおうとするが、、、、。
上巻では本編に繋がるプロローグが際立っていた。プロローグながら、メディアとの関係や警察という組織など、1番最初の出だしを含めてこの小説を詰め込んだ濃厚な内容となっていた。
その分、本編はスロースタター。プロローグに重きがある分、上巻では本編部分の印象が濃くはない。ようやくこれから!という所で上巻は終わった。 -
評判ほど面白いと思わなかった、こんなに長いのに。
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一気に読めた。
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文庫発売当初に購入していたにも関わらず、なぜかその存在を忘れ、何年も寝かせていた本作。
読書癖のついた今、この時を書物も待っていてくれたような気がするほど、のめり込んで読みました。
主人公の巻島さん、素敵です。
能力がありながら、第一線から離れてしまい、また返り咲く(はず…)展開は、読んでいてワクワクします。
上巻は本編の序章と言った感じだったので、下巻が楽しみです。 -
闇に身を潜め続ける犯人。川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に踏み切る。白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だった―史上初の劇場型捜査が幕を開ける。第7回大藪春彦賞を受賞し、「週刊文春ミステリーベストテン」第1位に輝くなど、2004年のミステリーシーンを席巻した警察小説の傑作。
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キャラ設定が映像化意識し過ぎじゃね?って思ったけどまあ面白かった