幻想ギネコクラシー 1 (楽園コミックス) [Kindle]

著者 :
  • 白泉社
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感想・レビュー・書評

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  • ああ、やっちゃった感。手出しちゃった、読んじゃった、と軽い後悔とでも言いましょうか。皮肉というのかブラックジョークというのかな、なんとなく裏側を突かれたような読後感でした。キレイな絵というか美しい女性たちでヒドイオチというか。蓋をしたいというか普段見せないようにしている人間のエゴというか欲を出しちゃっているような。清濁併せてゴックンな感じですよ。
    初めての作家さんですが、いろいろ書かれているとのこと。ただ、この作風は長編よりも短編向きな気がする、勝手な想像ですが。
    1.鳳梨娘(フォー リー ニャン) 早とちりで、兄を殺し、妹を助けるが。おとんが原因というチャンチャンなオチ
    2.かまくりあん ホノボノなのか??
    3.楽園からのハッピー・バースデー 40歳童貞がやっちゃった。ネコパラダイスが(笑)
    4.筒井筒 井戸が竹になっていたのは?
    5.コップと泥棒、その妻と愛人 結局どっちが嘘つき村だったのか、わかっていない
    6.新世紀ゴッドスレイヤー そりゃ女の子を創るよね。
    7.青い珊瑚礁2011 クラゲびりびり
    8.オムレツの想い出 バター犬とかひどいオチ。しかしバター犬ってなんの?
    9.惑星ソラリッサ おっさんひでぇ。下剤で石油とか・・・
    10.健啖家・最後の晩餐 大食い優勝マシンが逆流とか。オチのトイレが・・・あると便利かもね
    11.殺し屋リジィの追憶 津軽弁の訳が丁寧語なのが笑えた
    12.イヴァン・ゴーリエ 絵とマッチしていると思った作品。

  • 短編集。ややグロ

  • 沙村広明巡り第四弾
    超オススメ短編集
    二巻の最後に総まとめ的な話あるけど基本的にどっから読んでもいい
    個人的には二巻収録の戦傳が一番おもろかった
    藤子不二雄みがある
    今思うと全体的にそういう感じかもしれない
    リアルな画風で生生しいそれみたいな

  • 目つきは悪いがプロポーションいい女性がいっぱい(笑)。
    女性のみならず、キャラクターそれぞれに
    何とも言えない艶めかしさを感じます。
    白と黒のバランスや構図など、引きこまれる画力…。
    長短12編からなるオムニバスですが、
    意外性とブラックさのオンパレード!(賛辞)
    いい人にも悪い人にも、男にも女にも、
    すべからく不幸が訪れる展開は「らしい」ですねー。

  • -

  • 読むのがもったいなほど濃厚な短篇集。切れ味バツグンのユーモアありお色気あり暴力有り。やりたい放題すきなものを描いている感じ

  • 先生らしい作品

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著者プロフィール

沙村広明(さむら・ひろあき)★漫画家。1970年生。千葉県出身。1993年、アフタヌーン四季賞夏のコンテストにて四季大賞を受賞した『無限の住人』でデビュー。同作が年末より連載化し、アニメ化もされるなど、長期間にわたり人気を博したが、2012年末に堂々の完結を果たした。2011年より少年シリウス別冊ネメシスにて『ベアゲルター』を、2014年よりアフタヌーンにて『波よ聞いてくれ』を連載開始。他の作品に『おひっこし』『ハルシオン・ランチ』(講談社)、『ブラッドハーレーの馬車』『春風のスネグラチカ』(太田出版)、『幻想ギネコクラシー』(白泉社)などがある。

「2015年 『ネメシス #25』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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