救急精神病棟 (講談社文庫) [Kindle]

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  • 著者はノンフィクション作家。現場に深く入り込んだ描写に定評がある。
    本書は千葉県にある「千葉県精神科医療センター」を三年近く取材して書かれた書籍。24時間体制で精神病患者を専門に受け入れ治療する精神科救急の草分けとなった病院。
    心の病は身近になっているが、そのリアルな診療シーンの描写と医療従事者の奮闘と葛藤は目を見張り、感想を持てないほどただただ圧倒される。

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著者プロフィール

野村/進
1956年、東京都生まれ。上智大学外国語学部英語学科中退。78~80年、フィリピン、アテネオ・デ・マニラ大学に留学。帰国後、『フィリピン新人民軍従軍記』で、ノンフィクションライターとしてデビュー。97年、『コリアン世界の旅』で大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞。99年、『アジア新しい物語』でアジア太平洋賞を受賞。現在、拓殖大学国際学部教授もつとめる。主著に『救急精神病棟』『日本領サイパン島の一万日』『千年、働いてきました――老舗大国企業ニッポン』。近著は『千年企業の大逆転』

「2015年 『解放老人 認知症の豊かな体験世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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