かもめのジョナサン【完成版】(新潮文庫) [Kindle]

  • 新潮社
3.93
  • (3)
  • (7)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 59
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 確信に満ちた意思の弾丸みたいな文章が私のイメージするアメリカンパブリッシュメントそのものな感じ。パート3までは。荒削りとも違うけど原初的。
    もっと速く飛びたい!の試行錯誤から始まるが、だんだん宗教じみて瞑想中の自我の変遷みたいな話に置き換わってしまう。師に導かれ超常的な飛び方をマスターする描写は、現在ごまんと溢れている自己啓発本の原型でもあり、能力バトル漫画の原型でもあると思う。宗教の教えを現代的に翻訳する試みだったかもしれない。死からの復活であからさまに神のように表現されても、ジョナサン自身は飛ぶことを追及したただのカモメだったというのが良い。
    40年の時を経て加えられた最終章は宗教への風刺に満ちていたけど、希望の話だった。

  •  高校生くらいの時に初めて読んだ感想は、「うっわ、導いていただかなくて結構ですし~!」だった(笑)。
     改めて読んでみると、追加されたPart Fourも含め、聖書のエピソードをなぞっただけという印象を強く受けた。
     意識高い系の大きなお世話ストーリーとばかり思っていたが、案外、純朴な話なのかもしれない。

  • かつてベストセラーになった本。んー、自己啓発推奨本?

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1936年、アメリカのイリノイ州に生まれる。空軍パイロット、郵便飛行士、エアショーや遊覧飛行をしながらの地方巡業を経て作家になる。代表作として、ヒッピーのバイブル的小説となった『かもめのジョナサン』の他、『イリュージョン』、『ОNE』などがある。2012年、自家用飛行機を操縦中に墜落して瀕死の重傷を負ったが、一命を取りとめ、現在はリハビリに励んでいる。

「2013年 『ヒプノタイジング・マリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

リチャード・バックの作品

ツイートする
×