テロリストの息子(TEDブックス) [Kindle]

  • 朝日出版社
3.75
  • (1)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 15
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (107ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 父親がテロリストとして活動し、それ以後の人生が一変した息子の生い立ちが語られています。怒りや攻撃の繰り返しは負のスパイラルを生むだけで何も解決しない、と自身は非暴力、平和を訴えて活動されています。
    堅苦しい本かと思いましたが、読みやすかったです。

  • 20190821読了。

    Amazonのレコメンドをふんふんと見てて気になったのでポチっとした本。

    アメリカで初のテロ事件として認識された事件。その事件のテロリストが父親という著者の話。
    著者はイスラム系テロリストが父親ということで小さい頃から多くのいじめや迫害をうけつつ育ってきた。
    ただ、成長の過程で憎しみの連鎖を続けないように、偏見をなくす活動を行っていく、という話。

    父親ももともとは愛情あふれる人間だったよう。ただ、ある悲しいきっかけをもとにどんどん傾いていってしまう。
    「テロリスト」というとラベリングして「そういう人間」と考えてそれ以上の思考は停止しがちだけど、普通の人がそうなってしまうものなんだと思うと見え方が少し変わって見えてくる。

全2件中 1 - 2件を表示

佐久間裕美子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×