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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (107ページ)
感想・レビュー・書評
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父親がテロリストとして活動し、それ以後の人生が一変した息子の生い立ちが語られています。怒りや攻撃の繰り返しは負のスパイラルを生むだけで何も解決しない、と自身は非暴力、平和を訴えて活動されています。
堅苦しい本かと思いましたが、読みやすかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20190821読了。
Amazonのレコメンドをふんふんと見てて気になったのでポチっとした本。
アメリカで初のテロ事件として認識された事件。その事件のテロリストが父親という著者の話。
著者はイスラム系テロリストが父親ということで小さい頃から多くのいじめや迫害をうけつつ育ってきた。
ただ、成長の過程で憎しみの連鎖を続けないように、偏見をなくす活動を行っていく、という話。
父親ももともとは愛情あふれる人間だったよう。ただ、ある悲しいきっかけをもとにどんどん傾いていってしまう。
「テロリスト」というとラベリングして「そういう人間」と考えてそれ以上の思考は停止しがちだけど、普通の人がそうなってしまうものなんだと思うと見え方が少し変わって見えてくる。
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