ダークナイト [DVD]

監督 : クリストファー・ノーラン 
出演 : クリスチャン・ベール  マイケル・ケイン  ヒース・レジャー  ゲーリー・オールドマン  アーロン・エッカート  マギー・ギレンホール  モーガン・フリーマン 
  • ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
3.73
  • (6)
  • (12)
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  • (1)
本棚登録 : 80
感想 : 19
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4548967245004

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  • THE DARK KNIGHT
    2008年 アメリカ+イギリス 152分
    監督:クリストファー・ノーラン
    出演:クリスチャン・ベール/ヒース・レジャー/アーロン・エッカート/ゲイリー・オールドマン/モーガン・フリーマン/マイケル・ケイン

    ゴッサムシティに、ジョーカー(ヒース・レジャー)と名乗る凶悪な犯罪者が現れる。金銭ではなく純粋な娯楽として悪を楽しむジョーカーに警察のみならずマフィアまで翻弄され、バットマン(クリスチャン・ベール)が対決することになるが…。

    ダークナイトトリロジー2作目にして、シリーズ最高傑作の呼び声も高いダークナイト。以前テレビ放映で見たときには、やはりCM入り吹き替え版だと集中できず、世間で絶賛されるほどの魅力がわからなかったのだけど、改めて字幕ノーカットで見るとやはり名作でした。

    1作目から引き続き、バットマンについて強調されるのは彼が生身の人間であること。日頃のパトロール中、スーツを着ていても生身の肉体は打撲や裂傷だらけ。対するジョーカーは、その狂気に怪物性はあるものの、やはりあくまで凶悪な人間。本人は化け物=フリークスという言葉を使っているが、彼の言うフリークスはティム・バートン的フリークスとは違い、あくまで内面的な人間の邪悪さのようなものだと思う。

    演じたヒース・レジャーについては、今さら私が褒めるまでもなく世界中から絶賛されているけれど、やっぱり凄い。脚本の力もあるだろうけど、いわゆるヒーローものの単純なヴィランと違い、犯罪哲学を持った本物の悪を体現。怖いのはこのジョーカーの経歴について一切語られないところ。本人は口裂けメイクの理由について何度か話すが、毎回違う作り話。こんな凶悪犯が誕生した背景を一切描かないというのは逆に凄い。(ゆえに逆にそこに焦点を絞ったホアキン版のジョーカーが成立したともいえる)

    ジョーカーの目的は金銭や物質ではなく、ただただ犯罪が楽しいだけなのでたちが悪い。失うものを持たない彼はいわゆる無敵の人でもある。自ら手を下さず、計略を用いて殺し合いをさせるように仕向けるケースが繰り返されるのも悪辣。そして、ついに正義の検事ハービー・デント(アーロン・エッカート)もジョーカーの罠にかかり闇堕ちしてしまう。

    今回から登場したハービー・デントは、前シリーズでもお馴染みの怪人トゥーフェイスになってしまう人物。前シリーズでは彼がトゥーフェイスになる経緯は省かれていたが、今シリーズでは逆に正義感の強い判事だった頃の活躍を十分すぎるほど描いた上で、いかにして彼がトゥーフェイスになってしまったかを観客は見せられる。ジョーカーとは真逆の扱いだが、やはり今シリーズではトゥーフェイスも怪人ではなくあくまで復讐のために狂気に落ちてしまった人間として描かれている。

    さて今回ヒロインのレイチェルはなぜか前作のケイティ・ホームズからマギー・ギレンホールにチェンジしているのだけど、このレイチェルが、なぜかブルースではなくハービーと交際中。いわゆる三角関係になるのだけれど、この恋愛部分はイマイチ。実は前作からあまりレイチェルに魅力を感じていなかったのだけど、今作ではさらに魅力減なのに、二人の男性からモテモテ。理由がわからない。役割としては前作より重要なはずなのだけど…結局ブルースとハービーのどちらを愛していたのかよくわからず共感できないままだった。

    ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマン、マイケル・ケインのおじさまたちは相変わらず渋くて良き。全体的に重厚なドラマとして映画の完成度は抜群に高かった。アメコミヒーローをここまで重厚に描いたのは凄い。ジョーカーは我々に、正義とは何か?と常に問いかけてくる。復讐は正義か?勧善懲悪は正義か?人は常に正義の側に加担できるのか? その答えがみつからないから、バットマンは結局彼を殺せなかったのだろう。

  • TVにて
    バットマンの悪を背負って立つラストに崇高、孤高の美を感じた。

  • コロナ禍、1週間夏休みだがやることがなく、映画でも。人気の映画をWebで調べピックアップし見てみる。

    人気は高いが、私はアメリカンヒーローモノ好きでは無いが、気軽に見れるし見てみようとこれをチョイス。

    悪が蔓延る街、正義感の有る判事、警察、バットマンでマフィアを一層しようとするが、マフィアも「ジョーカー」にバットマン抹殺を依頼し、対立は激化、思考のぶっ飛んだジョーカーに翻弄され話は進む。

    テンポ良く話は進むし、ハラハラドキドキの展開で面白いが、はやりアメコミは好きじゃないなぁと言う感想。

    記録残しておこうと、ブクログを開くと7年前にこの作品を観ていた事が判明、ううっ全然覚えてなかったな。

  • 場面が飛んでいることが多く、もっと丁寧に描かれていたら良かった。

  • 自分の都合で、すぐにピストルでパンパン殺害する。
    人の命が軽い。

    バットマンの活躍が目立たない。

    長く暗い夜も、いつかは明けるか…

  • ダークナイト(クリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー出演)
    (DVD)2008年12月20日 21:40

    今日DVDで鑑賞しました。評判が良すぎて・・・そういう時は期待しすぎて面白くないことが多いです。

    偽善的姿勢と仮面・・支配者の論理と生贄の論理など娯楽作品としては批判的姿勢があってそこら辺が評価されているのかな~そしてダークナイトというオチ?みたな感じです。でも結局、悪と正義の二項対立という枠をこわすまではいっていないし、ジョーカーの犯罪も陳腐です。金を燃やすところもフェティシズムを超えていて爽快感があるけどそれだけです。反社会的象徴ではあるけど結局陳腐な犯罪者です。犯罪者が陳腐と言いたいわけではないですけど。

    私事ですがDVDの再生がなかなか上手くいかないのです。テレビがアクオスでDVDプレーヤーが東芝のHDMI端子搭載の機種なんだけどなんだかフルスクリーンで再生すると横に伸びているような感じがするしシネマで再生すると横端がカットされているようなのです。ダークナイトをみる時もいろいろ試してみたけどしっくりこなかった。メーカーさんに要望したいです。DVDを簡単に再生できるようにして欲しい。

  • バットマン初めてみたけど、思っていたより面白かった。

  • 2020.5.5
    AbemaTVにて。
    今更観た感じだが、面白かった。
    JOKERのキャラやバットマンの葛藤がシリアスなドラマ仕立てにしたくなっちゃうところを緊張感を保ったままコミック由来の娯楽映画として仕上ってる感じが秀逸。

  • 監督:クリストファーノーラン
    出演:クリスチャン・ベール
    ヒース・レジャー
    アーロン・エッカート
    マギー・ジレンホール

    ジョーカーやばい。

  • 映画「ジョーカー」見てからのダークナイト。
    アニメのバットマンを小学生頃に見て以来のバットマンだった上に、バットマンの実写版は初めてだったが、バットマンシリーズは子供向けカートゥンだったことがおかしかったのか、それとも大人向けにアレンジされたものだったのか、どっちなんだろうか。
    それくらいに重かった。
    なんでもないただの人がバットマンなんだということを思い知る。彼はゴッサム・シティにとってヒーローだろうけど、決してスーパーマンのような超人ではなく、むしろ、市民の誰もがバットマンなり得るんだと物語る。それはラストで、一般市民と囚人で分けられた船の中がそれを示している。囚人たちは最後一般市民のためにボタンを押さず、むしろそれを投げ捨てる。彼らは自分の命を犠牲にして、名前も知らぬ一般市民を守る選択をした。バットマンはジョーカーに対して人々の良心について語るが、良心こそがバットマンであり、バットマンはバットマンという固有名詞を持った良心なんだろう。
    同時に人は誰もがジョーカーになり得る。それはトゥーフェイスになってしまったハービー・デントがそれを示しており、同時に一般市民船に乗った彼らを指している。(後者は結局ボタンを押すことができなかったが)
    事実、ジョーカーは日本語吹替版では、バットマンに向かって「落ちる」という表現を使う。ジョーカーはよくわかっているんだ、誰もが彼の側にやってこれることを。
    人が倫理や道徳、あるいは法律のレールの上から落ちてしまうことはあまりにも容易いことだろう。誰もが自身の感情を持っており、それらの感情は時に倫理観や道徳心から外れてしまうこともある。しかし、その感情を抑え、あるいは消化し、踏みとどまることができ、良心を大切にし、他人を慮ったとき、誰もがバットマンになれるんだろう。
    この作品はバットマンたちの作品だったのかもしれない。

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