X-MEN:アポカリプス 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]
- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988142227515
感想・レビュー・書評
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やっぱりブライアン・シンガー監督に戻ってからの方が良いですね。
前作で人気をかっさらった様子のクイックシルバーが戻ってきてくれて、見せ場があって、それだけで終わりかと思ったらあのピチピチボディスーツを着て戦うシーンまであって、パパとのドキドキ再会(というかもしかしてパパとして意識してからは初対面扱い?)まであって…。前作でクイックシルバーの愛らしさに魅せられた身としては、嬉しい限りでした。
役者さんを変えて、ナイトクローラーが戻ってきてくれました。前回のアラン・カミングも可愛かったですが、今回はミスティークに憧れる若いナイトクローラーで、それも可愛い。
次作(原題Logan)で引退が決まっているヒュー・ジャックマンがちょこっとだけ出てくれています。無印?時代のときは、あれだけジーンに執心だったウルヴァリンが「小娘に用はねえ!」といった風に去っていくのも面白かったです。
しかし、マグニートーはどうしてああも辛い目にばかり遭わされるのでしょうか。彼だけ、不幸度数のレベルが違いすぎて、だんだんと、彼がしていることに正当性があるように思えてきます。もちろん、マイケル・ファスベンダー効果であることは百も承知ですが。
無印時代からヒロインだったプロフェッサーが、ジェームズ・マカヴォイになってから完全無欠のヒロインとして他の女性キャラを大きく突き放して玉座に鎮座している感がすごいですね。可愛いです。今回は、若干ストーカーするプロフェッサー、小さくなって押しつぶされる小人プレイのプロフェッサー、マグニートーと友情を若干超えたものを彷彿とさせてくれるプロフェッサーなどが観られます。萌。
エンターテイメント、ここに極まれり!な作品なので、本当に観ている間じゅうずっと楽しかったです。ブライアン・シンガー監督には、今度は誰かにメガホンを渡すことなく、このX-MENシリーズを描ききって欲しいなと切に願います。