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感想・レビュー・書評
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あの人気シリーズ「ミレニアム」の4です!
3で終わりのはずだったのですが4があったんです!
作家スティーグ・ラーソンは「ミレニアム3」まで書いて亡くなりましたから
(世界で8000万部という大ヒットを知ることなく)亡くなりましたから
実は、1、2、3に続く原稿も残されていたといいますが、
でも、それとは関係なくダヴィド・ラーゲルクランツという作家が4を新たに書き下ろしたのだそうです。
作家が変わってテイストが違ってしまうのかは気になるところですが、そこはほぼ大丈夫でした
ヒロインのスーパーマン度が上がってる気はしますが許容の範囲ではないでしょうか
新シリーズですが、以前と変わらず雑誌ミレニアムと編集主筆ミカエル・ブルムクビストとストイックな天才ハッカーリスベット・サランデルを中心に物語は展開します。
今回は、今話題の人工知能や最新のIT技術に触れて物語は進みます。
1,2,3までで最大の敵の父をやっと倒しましたが、今回は父の悪の帝国を継ごうとする新たな強敵と戦うことになります
上下巻の長編小説は、リスベットがなかなか登場しないで話は進み、下になるあたりから急加速して話は進みます。ジェットコースター的展開で最後まで目が離せませんでした。
最後は、5に続く感じで終わりました。
やっぱりミレニアムは面白かったです。(^o^) -
シーンを巻き戻して、別の視点から語るのがかったるいよ。キビキビと話を進めろよ。
下手くそかよ。 -
リスベットのもう一つの過去、双子の妹との猛烈な確執が明らかになり、新たな闘いが始まる。何と言ってもリスベットがカッコいい。ややアメコミ風に類型化、ヒーローぶりが強調されすぎて、もう少し暗示的なままでも良かったと思うが、ザラによる絶望的な暴力、国家権力への不信の中で醸成されたリスベットの成り立ちが説得力を持たせている。これまでのシリーズで活躍していた面々も登場しファンとしては嬉しい限り、今後もリスベットの活躍を見続けたいと思う。
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ライバル登場!
いろんな登場人物が生み出され 作者が気に入ったものが 徐々に 解像度が上がって 主役級に上がっていく
作者も また 読者の一人のように 登場人物達の活躍を眺めているだろう
伸たまきのような人物主導の物語展開 -
〇無力さにはね、ミカエル、人間をだめにする破壊力がある。
〇ジャーナリストはただ、その背後にあるメカニズムを理解しなければならない -
上巻は世界に入り込むまで時間がかかったけど、下巻は一気読み。面白さは健在だった。作者が変わったのも全然違和感なく安心して読めた。続編を書き上げるのはものすごいプレッシャーだったろうなと素人でも想像できるけど、私的には大満足だしリスベットやミカエルにまた会えて嬉しい。
4が終わったら少し違う本を読もうかと思ってたけど、とうとうあの人が出てきて続きが気になって仕方ないので、5に進みます。