麗人 2016年 03 月号 [雑誌]

• 竹書房 (2016年2月9日発売)

感想・レビュー・書評

[七原 鱈 さんの感想 · 2016年2月14日]

はらだ『リスタート』

なぜか勝手に麗人新連載だと思ってた巻頭カラー。読み切りでした。受けのお腹に子宮を象徴するタトゥー、これakabeko先生の作品でも読んだばかりなので私の知らないゲイカルチャーなのか？ 相変わらず絵が上手くて、時間は取り戻せないけど…ってストーリーも切なくてすごく良かったんだけど、登場人物たちのピアス位置が気になって気になってだいぶ気が散りました…。
4/16にコミックス2冊同時発売って扉絵に書かれてました。楽しみですね！あ、タトゥーはググッてみたところ、確かに子宮や性器に見立てたデザインのタトゥーを下腹部に入れるって意味はあるようですが、ゲイに限ったことではなさげでした。ググり力不足なり…でも思い出したけど『リスタート』には、攻めが中だしを掻き出そうと受けの毛とその周辺がどアップ（吹き出しで大事なとこは隠れてる）になってるコマが最高にエロかったです！


ユキムラ『ぼくは灰も残らない恋がしたい』

前号でとても良かった作品、思い描いてた方向よりもっと深くなりそうな第ニ話。『So cute?』を思うと全然作風が違う。すごくいい体描くのと、男娼君のパンツが色っぽい


エンゾウ『ドラッグレス・セックス ー杉野と桧木ー』

今回の麗人で真っ先に読んだ期待作！扉の煽り「この薬は飲んでも飲んでも効き目がない」に「あってたまるか♡」って答えちゃったもんwシリーズ1話目の二人再登場！ 昼に興奮して感情ダダ漏れツイートしたけど、これ、本当、期待を軽く超えた傑作だった！ついにドラッグレスなセックス＝とんでもないセックスしちゃうんだろうなって期待してたけど、ただの初貫通じゃなかったっていう///キャーーーークッソ萌える！

倫敦巴里子『青春サイコロジー』

えっ！麗人初登場？意外…普通に馴染んでた気がするw 巴里子先生の絵は顔が可愛いのにしっかりエロくて毛がわっさー描かれてるのが最高です。「無茶なお願いの後に本命のお願いをすると 聞いてもらえる法則」確かにある。でも頭から全否定してやろうって人には通じないから「本命のお願いと真逆のお願いをしてひっくり返してもらう戦法」をとったりします。ハイリスクだけどな！


内田カヲル『星をかぞえること』

内田先生、すっかり体調は回復されたのでしょうか？おにショタが続いたので久しぶりに大人同士。まず扉絵の江森さんの髪が東野ばりに硬そうな天パだなってのと、駅員さんモロ好みです♡


松田うさち子『どうにかなる』

『どうしようもない』
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『どうしたらいい』
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『どうにかなる』

病んでる兄弟、今回はおい！お兄ちゃん！それは生搾りの方がいんじゃないか⁉︎いいの？あ、そう。 ならいいけど 兄がいなけりゃ眠れなかった弟が眠れるようになり、代わりにお兄ちゃんが弟なしでは眠れなくなった時の震えて喜ぶ弟ね…！ただ気になったのはお兄ちゃんのお風呂がカラス以上にカラスの行水なんじゃねーか疑惑ね。
兄の友達帰る
↓
兄「風呂入っとくか」
↓
出張から帰った弟、エレベーターで兄の友達とすれ違う、兄の香りを感じて走り出す
↓
兄、既に風呂からあがってる

髪まで洗ってさらに下準備まで終えているという普段のダメっぷりからは想像できない超人技です


猫田リコ『恋愛小説家の慕情』

前回あとちょっとのとこで未遂、今回も未遂に終わりました…じらすやん
『デキる男』の発売日はまだ発表されませんでしたね。出たら過去作含めて感想のお手紙書きたいな〜