「忙しい」を捨てる 時間にとらわれない生き方 (角川新書) [Kindle]

  • KADOKAWA (2016年1月9日発売)
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  • 人生経験を積んだつもりでも、時間管理の本を読んで実践しているつもりでも、つい口にしてしまうのが、「時間がない」という言葉。
    その思いを切り離したいなと考えていたところ、悩みを解消してくれそうな題名の本があったので、読んでみることにしました。

    著者は日本で長年、伝導と指導活動を続けている、スリランカ上座仏教の長老。
    以前この方の『怒らない』という著作を読んだことがあります。

    この本でははじめに、「なぜ人は時間にとらわれてしまうのか」という問いかけと解説をしています。
    その上で、仏教的な視点に立って時間という概念を説明し、時間に追われないための心構えを説いています。

    ベースとなっているのが、「無常」という考え。

    「目の前の40歳の男性は、母親が40年前に生んだ赤ちゃんとは別の生き物」というような例を交えて、人がどのような「思い込み」に陥っているのか、わかりやすく、繰り返し、説明してくれています。

    この本を読んでようやく、無常という概念にいついて、理解が進んだように感じました。
    物事をつきつめて考えると、科学的アプローチでも宗教的アプローチでも、同じような結論に到達するものなのですね。

    自分の人生には必ず、死という終着点がある。
    常に、二度とはない「今の一瞬」と向かい合っている。

    「今」の大切さを意識しようと、目を開かせてもらえた一冊でした。
     
    『しない生活』小池龍之介
    https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4344983408
     
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著者プロフィール

アルボムッレ スマナサーラ
(Alubomulle Sumanasara)
テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4 月、スリランカ生まれ。13 歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980 年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHK E テレ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演。
著書に『スッタニパータ「犀の経典」を読む』『ヴィパッサナー瞑想 図解実践─自分を変える気づきの瞑想法【決定版】』『無常の見方』『苦の見方』『無我の見方』(以上、サンガ新社)、『怒らないこと』(だいわ文庫)、『ブッダが教える心の仕組み』(誠文堂新光社)、『ブッダの教え一日一話』(PHP文庫)、『70歳から楽になる』(角川新書)など多数。

「2026年 『ブッダの実践心理学 第三巻 心所(心の中身)の分析』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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