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感想・レビュー・書評
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人生経験を積んだつもりでも、時間管理の本を読んで実践しているつもりでも、つい口にしてしまうのが、「時間がない」という言葉。
その思いを切り離したいなと考えていたところ、悩みを解消してくれそうな題名の本があったので、読んでみることにしました。
著者は日本で長年、伝導と指導活動を続けている、スリランカ上座仏教の長老。
以前この方の『怒らない』という著作を読んだことがあります。
この本でははじめに、「なぜ人は時間にとらわれてしまうのか」という問いかけと解説をしています。
その上で、仏教的な視点に立って時間という概念を説明し、時間に追われないための心構えを説いています。
ベースとなっているのが、「無常」という考え。
「目の前の40歳の男性は、母親が40年前に生んだ赤ちゃんとは別の生き物」というような例を交えて、人がどのような「思い込み」に陥っているのか、わかりやすく、繰り返し、説明してくれています。
この本を読んでようやく、無常という概念にいついて、理解が進んだように感じました。
物事をつきつめて考えると、科学的アプローチでも宗教的アプローチでも、同じような結論に到達するものなのですね。
自分の人生には必ず、死という終着点がある。
常に、二度とはない「今の一瞬」と向かい合っている。
「今」の大切さを意識しようと、目を開かせてもらえた一冊でした。
『しない生活』小池龍之介
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4344983408
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著者プロフィール
アルボムッレ・スマナサーラの作品
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