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感想・レビュー・書評
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現在人気の長寿漫画も、最初は連載いつ打ち切られるかわからないようで、なかなか大変だなあと思う。「コレットは死ぬことにした」は逆に読み切りから長寿連載になったようなので、悪霊が文句をいう声が住居まで聞こえてくるような最初の冥府の雰囲気とちょっと変わっているけど、ほかはけっこう矛盾なく展開できていると思う。
ギリシア神話をベースに借りているとのこと。かつてこども向きのギリシア神話を読んだ感じでは、人間の身勝手さを膨張させて詰め込んだようで、ゼウスからしてあちこち愛人をつくってこどもを産ませて、その愛人や隠し子がヘラに殺されたり呪われたりするのは放置して、まったく共感できなかったのだけど、よく少女漫画向けに改変したと感心する。
神様は不老不死だけど、病気にはなるという設定もギリシア神話なら納得できる。愛人つくり放題のギリシア神話の神様の中でハデス様は、浮気相手はメンテーくらいしかいないし、妃のペルセポネはさらってきたけどなかなか手を出さずに丁寧に扱ってウブなところがあるし、一番共感できるキャラかも。
全体にふわふわとして、いろいろあるけどたぶんハッピーエンドに着地できるだろうと安心して読めるファンタジー。ペルセポネは妃になってからも地上と冥界を行き来していたはずだし、どう着地するかはまだわからないけど、冥府ではザクロが育っているし、デメテル様ともいつか再開するだろうし、17巻+αまで進んだけど、今後が楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
仕事人間コレットに共感してしまう。
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これはお仕事マンガであり人生讃歌。
コレットのようにフラットな感覚の社会人になりたいと思う。
最終巻まで読むと、インパクトのあるタイトルの意味が染みてくる。 -
ファンタジーな世界観と逞しい主人公、愉快なキャラクターたちがとても愛おしい作品。
特に最終回にかけては号泣しながら読んだ記憶…
白泉社らしいな〜と感じる漫画です。 -
【読了メモ】ええいきゅんとしたわー!
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女の子が威勢良くて物怖じしないのは
良い漫画 -
1巻目は可もなく不可もなく、ひっかかるところのない少女漫画。今のところフックはタイトルだけ。
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薬師として仕事をしていたが、忙し過ぎて逃げ出したくなり、井戸に落ちたら冥界に繋がっていて冥王の治療をすることになる。
過労死からの復活という少女漫画らしからぬ展開だけど、お話はちゃんと少女漫画。
結果誰も死んだりしないし。
すごいタイトルだなーと思ってたら電子版が無料だったので読んでみました。