異類婚姻譚 [Kindle]

著者 :
  • 講談社
3.27
  • (1)
  • (3)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
  • 本棚登録 :43
  • レビュー :10
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (100ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • いつも隣にいる他人に、自分が似ていくおぞましさ。
    そして、いつも隣にいるにも関わらず、全く知らない一面があるという真実。

    【おはなしの構造】
    ①②に分けられます。

    ①三種類の夫婦観・家族観が描かれる。
     a.似たもの夫婦
      =サンと夫(※途中まで)
     b.それぞれ我が道を行く夫婦
      =アライとキミヱ、サンショ
     c.似たくないから結婚しないカップル
      =センタとハコネ


    ②知りつくした仲のはずが、知らない一面があったことへの驚き、不気味さ
     =タイトルに響いてきます。

    以上、夫婦観・家族観の違いをそれぞれの登場人物たちに託して綴られた物語が本作品です。


    【感想】
    そもそも「似たもの夫婦」に違和感を覚えない自分は、「ふ〜ん、そういう考えをする方もいるのだなあ」くらいに読みました。

    作品に関して欲を言えば、
    主人公サンちゃんはどうなったのか、そもそもどういうキャラなのか、分かったらもっと良かったのになあ、という感じです。サンちゃんは、いろんな人から考え方を借り受けているのですが、夫を「逃がし」てしまって、これからどうするのかなあ〜と……。


    同掲載の『犬たち』は戌年ということに加え! 雪山の幻想的なイメージが広がって、美しく、ぞっとしつつ読めました◎
    こっちのが、『異類婚姻譚』よりも童話・民話の形式に近い気がします。

  • 何気ないのに恐い。

  • はいはいこれも新しいわ〜
    ファンタジーというかおとぎ話というか。

  • 斜め読み

    女性らしさの表現に特徴がある。

  • 芥川賞受賞作として、読了。
    それなりに苦痛ではなく読み終えた。
    終わり方は好みでは無いな

  • 面白さがわかりません。
    自分には合わない内容だった。

  • BGM baby/80kidz
    作家さんの作品をもっと読みたいと思った

  • たまに下手なホラーより怖くて不気味なホラー以外の小説に出会う。まさにこれ。なにこのゾクゾク感。。。

  • フォークロア的なファンタジックな展開なのに夫婦あるあるが満載のリアリティが怖い。

  • 結婚について。
    端から見ると気色悪いところもあるけれど、本人たちにとっては意外に居心地が悪くないんだよなーと思える。良いところも悪いところも、なんか確かに結婚ってこう言う感覚あるなぁ、と。
    夫婦で過ごす日々って、決して客観視しちゃいけないなぁ、なんてことを考えながら、毎日何気なく過ごしている結婚生活に、少しの恐怖となんとも言えない幸せを感じる。そんな不思議な読後感のある作品だった。

全10件中 1 - 10件を表示

異類婚姻譚のその他の作品

異類婚姻譚 単行本 異類婚姻譚 本谷有希子

本谷有希子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
東野 圭吾
中村 文則
池井戸 潤
桜木 紫乃
ジャレド・ダイア...
原田 マハ
村田 沙耶香
村上 春樹
又吉 直樹
有効な右矢印 無効な右矢印

異類婚姻譚はこんな電子書籍です

外部サイトの商品情報・レビュー

ツイートする