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みんなの感想まとめ
性淘汰の観点から多様な生物の性的器官や生殖行動をウィットに富んだ文章で紹介する本であり、読者は人間の常識が生物全体の中では特異なものであることを再認識させられます。興味深いのは、蜘蛛やトンボのように生...
感想・レビュー・書評
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性淘汰について、ウィットに富んだ文章で様々な生物の多様な性の進化を紹介してくれる。下世話なマスコミや無知な外野に水を差されることも絶えない中、日夜研究に勤しみ、一般人の蒙を啓いてくれる研究者の方々には感謝の念に堪えない。
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個体の発生に関するため進化が一番激しところ?
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カモを見る目が変わりました
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様々な動物の奇妙な性的器官・生殖行動を紹介する本。やはりこの手の本を読むと、人間が当たり前だと思っていることは、生物全般で見ると特殊な一形態にすぎないということがわかって良い。
色々と奇妙な話は色々とあるが、蜘蛛やトンボのように生殖孔と生殖器が別の生物がいるというのが興味深かった。人間は生殖器から精液が出るのは当たり前だと考える。しかし蜘蛛は生殖孔から精液を取り出し、それを触肢でメスの生殖孔へ突っ込む。確かに言われてみれば精子をメスの体内へ入れられればいいのであるから、別にこの方法でも構わない。しかし、言われてみなければなかなか思いつかないものだと思う。
様々な生物におけるメスの精子選別方法を知ると、人間が人工的に行っている行動も、ある種の進化の賜物だと思うようになる。例えば避妊は宗教によっては唾棄すべき行為である。しかし蜘蛛の中には、まず精液を出さないセックスを行い、メスがそれに満足したら精液を受け入れる準備を始める。人間がやっていることもそれに近い。コンドームは延長された表現型であり、進化の一形態だと考えるべきだろう。
著者プロフィール
メノ・スヒルトハウゼンの作品
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