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感想・レビュー・書評
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青空文庫で読了。全く知らない作家さんだったけれど読みやすくてびっくりした。影裏の沼田真佑さんが影響を受けた作家さんと知り読んでみた。舞台は終戦間近の桜島。主人公の暗号員の心情描写や風景描写が瑞々しくて戦争文学だけれど現代の小説といってもいいんじゃないかと思ったほど、古くさくない。刊行は昭和21年9月となっているから終戦1年後なことにも驚き。他の作品も読む。「苦手!」と吐露するところだけ時代を感じてつい笑ってしまった場面。
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戦争体験のある作家の手になる作品なんですか。
今まで読んだ戦争を題材にした作品とは随分と感触が違う、しかも読んでいて頭で考えることが先行し過ぎているような気がしていたので余計にそのギャップを覚えてしまいます。
そういう意味では現在性を持ち合わせている作品と言えなくもない訳でして。
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