二銭銅貨 [Kindle]

  • 2016年2月2日発売
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みんなの感想まとめ

ミステリーとサスペンスが巧妙に絡み合った物語が展開されます。主人公と彼の友人松村は、大泥棒事件を背景に、失われた大金の行方を追います。松村が偶然手に入れた二銭銅貨には暗号が隠されており、その解読を通じ...

感想・レビュー・書評

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  • 読友さんお薦めの江戸川乱歩・二銭銅貨。江戸川乱歩の処女作。乱歩の処女作から鋭い思考力、想像力が君臨し想起させる。電気工場の職工給料日当日の袋詰め作業、昼食時に作業部屋が30分程度がら空き状態。そこで忍び込んだ泥棒がまんまと5万円をもって逃げる。しかし、たばこによって足が付き逮捕される。ただ、5万円の行方は分からない。そこで、友人・松村がその5万円を暗号を解き奪取する。これ以上は詳しく書けないが、そのあとトンデモナイ結末を迎える。何とも言えない乱歩のミステリー。松村の行動を通し、乱歩の文才が発揮された。

  • ミステリベスト100みたいな本で紹介されていて続きがとても気になったので青空文庫のKindleで読んでみた。

    大きな電気会社の職員の給与五万円が盗まれる。新聞記者に扮して侵入した通称紳士泥棒はのちに逮捕されるが、五万円の行方についてはがんとして口を割らない。
    一方、貧乏暮らしの私(主人公)と松村。ある日、私がたばこ屋から持ち帰った釣り銭の二銭銅貨を見た松村が何やら奇妙な行動を取り始めてーー

    乱歩のデビュー作だそう。言ってしまうと二銭銅貨には細工がしてあって、中には暗号が書かれた紙が入っていた。松村はその暗号を解き、まんまと紳士泥棒が隠した五万円をせしめるのだ。ところが……とさらなるどんでん返しがあるのがこの作品の凄さだったんだろうな。
    ところでこれは深読みするものなのだろうか。最後の行が意味深なんだけど、そもそもの始まりからして主人公は何であんな凝った細工をしたのだろうとか。何だか考え出すとキリが無いんだけど、深く考えすぎなだけなのだろうか。

  • 町工場の支払賃銀を狙った大泥棒事件で消失した大金の在り処をめぐる「私」と松村の物語。 「私」がある煙草屋からお釣りで受取った二銭銅貨の異状に感づいた松村は、洞察と推理力で真相に肉薄していくが・・・

  • 江戸川乱歩のデビュー作です。現代のドッキリ番組は、道理と常軌を逸してますが、本作は知的に騙されるので、悔しさもありながら相手を称えてしまいたくなります。自分の推理がうまく行き過ぎた時は要注意で、その後に大どんでん返しが待っていると言う戒めも感じました。ただ忙しい世の中、暗号を解こうとする心のユトリは常に持ち合わせたいですね。

  • 江戸川乱歩というと、怪しく耽美的、幻想的なイメージだったが、今回の二銭銅貨は貧乏な青年2人の、どちらが頭が良いかという競い合いで、意外な内容だった。

    この後、生活費はどうなったのか、二人の仲は大丈夫だったのかが気になる…。

  • 江戸川乱歩の処女作です。アラン・ポ-の『黄金虫』やコナン・ドイルの『踊る人形』にみられるような暗号解読の妙味を取り込み、大詰めでのドンデン返しが仕掛けられた、発表当時にも読者の意表を突いたであろう大正12年の作品です。〝かの名探偵ホームズの推理を覆したワトスン博士〟あるいは〝怪盗紳士ルパンの鼻を明かしたガニマ-ル警部〟といったところの愉快な結末でした。

  • ドンデン返しのあるのが江戸川乱歩先生のパターンなのかな。

  • 江戸川乱歩の小説には彼の性的倒錯が多分に練り込まれていてとても面白い.ミステリを装った変態小説

    • リッスさん
      乱歩先生の事よくわかってるね!
      乱歩先生の事よくわかってるね!
      2020/04/02
  • おもしろいけど、なかなか残酷ですね。

  • 町工場の給料の盗難にまつわる推理小説。乱歩のデビュー作としてはあまりにも有名。小学校以来の再読。大人になって読むと、この複雑な話が作者の悪戯心満載の楽しいお話。


  • 江戸川乱歩のデビュー作
    著作権が切れて無料で読めるので
    コロナ自粛中にしらみつぶしに読む

    二銭銅貨どこで手に入れたんかな
    あと暗号解くやつは頭弱いからわからへん。ほぼ斜め読みしちゃう。

  • 同居人が細工された二銭銅貨内に暗号文を見つけ、盗まれた五万円約二千万円のありかを解読して5万円を発見するが、全て作者の悪戯だったという話
    デビュー作

  • 銅貨の仕掛けはイマイチ感。暗号物は好きではない。

  • 和製暗号ミステリ。作者もコメントしているようだが、「◯◯して読むと◯◯」のくだりは必然性がなく蛇足感があった。乱歩作品は今、青空にたくさんあるので、少しずつ未読既読あわせて読んでいきたい。

  • どこで手に入れたの、二銭銅貨!
    気になる。
    でも、いたずらに対する出費がもったいない気がする・・・
    おもしろかった。

  • これもまた,「そこか?」というところを突いてきたような気がする.

  • 著作権が切れて青空文庫化されKindleで読んだ。江戸川乱歩のデビュー作。少年探偵団シリーズは小さい時に結構読んでいた記憶があるけど、それ以外の作品はおそらくこれが初めて。短編でテンポが良く面白かった。他の作品も今後読んでいきたい。

  • ついに江戸川乱歩の著作権が切れてKindleにも青空文庫の無料本が登場し始めました。まずは処女作の「二銭銅貨」。今読んで衝撃を受けるミステリーではないけれど、中期以降のドロドロ感が薄い爽やかな江戸川乱歩を堪能できる一冊。
    無料本はこれからもチェックしていこう→ http://ultimate-ez.com/2016/01/02/4263/

  • Kindle無料版にて。
    江戸川乱歩の著作権が切れたということで青空文庫化。
    少年探偵団シリーズは山ほど読んでいるが、それ以外はほとんど読んでいない。
    こちらも初読。
    ビブリア古書堂で出てきたので興味はあったのだがなかなか読めず。
    この機会にやっと読む。
    いやあ、久々の乱歩面白いな。
    推理小説ではない。
    探偵ものでもない。
    こういう感じは逆に斬新かもしれん。
    それにしても狐の化かし合いというかなんというか、なかなか愉快であった。
    二銭銅貨の出どころは一体?
    もしや・・・?

  • デビュー作ということだが、おどろおどろしさみたいなのがなく、遊びっぽくて面白かった。

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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