- Amazon.co.jp ・電子書籍 (218ページ)
感想・レビュー・書評
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(2021/266)妻の蔵書から。弁護士でもある著者の処女作となる短編集。ドイツ人の「犯罪」への対し方の一端を垣間見ることができる一方で、日本人的な捉え方との違いから腹に落ちない話もあり。謎解きとか、弁護のために弁護士である語り手(著者)が活躍したりとかいった派手さが全くと言っていいほどなく、この淡々とした感じは好みの分かれるところかもしれない。エンタメ的なミステリ読みたい時には避けた方が無難だろうね。
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ドイツ人弁護士である著者が、実体験の犯罪に着想をえて書いた作品。事実は小説より奇なりだが弁護士の秘匿義務から真実は書けません。であれば、もっと脚色したエンタメ性があったほうが・・とはいえ、本作は本屋大賞1位に輝いた短編集です。松山氏の解説もどこか苦しそうな気がするのは私の偏見でしょうか。
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もっと、小説のような猟奇的な事件がいっぱいなのかと思って読んだけど、結構ありそうなお話が多かった。
最後の話とか、ただの良い話というか。
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