恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白 (講談社文庫) [Kindle]

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  • 自身の警察組織を生きてきて組織に翻弄された人生を淡々と記しているノンフィクション。映画化もされて今年の初夏に公開される予定(http://goo.gl/BL7PI8)。

    個人的には非常に興味深く読んだ。過度に演出すること無く淡々と冷静な文体で、自身の歩んできた道、捜査と組織の要求に応えることに邁進するあまり踏み外してしまった道について綴る。

    腐敗する組織というか権力というか、そして常に組織の末端に位置する兵隊は組織の駒に過ぎないというか。どこの警察組織も同じようなことをやっているのかもしれない。
    そういう意味では読後感からモヤッとしたものを拭えない。

    それでも自身をさらけ出して告白した著者(すでに刑期を終えている)に対して、自分としては好感が持てた。

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プロフィール

1953年、北海道生まれ。北海道警察銃器対策課・元警部。東洋大学を卒業後、1976年に北海道警察に採用され、機動隊に柔道特別訓練隊員として配置される。道警本部機動捜査隊、札幌中央署刑事第二課、北見警察署刑事課、旭川中央署刑事第二課を経て、1993年、道警本部防犯部保安課銃器対策室(後の生活安全部銃器対策課)に異動。道警銃器対策課が主導した「警察庁登録50号事件」や「ロシア人おとり捜査事件」、「石狩新港泳がせ捜査」など、数々の”違法捜査”に関与。捜査費を捻出するため、自ら覚醒剤の密売に手を染めるようになった。2002年、現役の警部としては道警史上初めて覚醒剤使用で逮捕され、懲戒免職。覚せい剤取締法違反、銃刀法違反の罪で懲役9年を宣告される。2011年9月、刑期満了。

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