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感想・レビュー・書評
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時代は明治の頃。トラゲンさんが会津の密偵。とくれば、そうくることは想像していたが、いかんせん歴史に明るくないため、理解することに時間がかかったのはさておき。明治維新はあちらこちらに遺恨を残しているようで。「「生くる」になんの意味がありましょう。芥子の実程の我が命、いつ果てようとも天に変わりはありませぬ」トラゲンさんはトラゲンさんで自分の口から過去を語ることはなかったが、日向内記を前に語ってしまうわけで。「我欲のままに生くる「生」などちっぽけな糞と同じだ!!」その身に朱雀を抱いて何を思うか。
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