狐笛のかなた(新潮文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 「守り人シリーズ」「獣の奏者」「鹿の王」が好きなので手に取った上橋菜穂子さんの本。期待に違わずとても面白かった。他の作品と比べて、恋がテーマの作品。
    美しい日本の美しい物語、という印象。日本の原風景の描写がとても綺麗で、何だか懐かしくなってしまった。どの時代かは明記されていないが、昔の日本のイメージで書かれた物語だそう。
    国と国の闘争のいざこざはあるにせよ、そんな中での登場人物(小夜、野火、小春丸など)のまっすぐさはとても魅力的だった。

  • 獣の奏者、鹿の王、守り人シリーズと読破したのでそろそろ
    細かい(?)作品に手を付けようかなと思い読んでみた。

    主に命を握られ、使い魔として暗躍する霊狐・野火。
    初めて人を殺めた日に傷ついたところを少女・小夜に
    助けられ、それから自分でも理由がわからぬまま、時折人の姿になって小夜を見守り続ける。
    一方小夜には特別な能力があり、それゆえに人との関わりを
    極力断って生きてきた経緯があった。
    そんな2人(1人と一匹?)が、長年憎み合う一族同士のいさかいにまきこまれていく。

    だいたいのあらすじとしては↑こんな感じ。
    人と獣が心を通わせるところとか、
    政治が絡むところとか、
    呪術だの霊狐だのファンタジーな世界とどろどろした人間の感情が交錯しあう展開とか。
    「獣の奏者」や「鹿の王」とちょっと似てる気がした。

    ラストは「そんなんアリかいなw」とちょっと思ったけど^^;
    ま、なんにしても物語はハッピーエンドが一番ってことで。

    ホンマは買いたかったけど・・・
    経済的事情で今回は図書館で借りてきた(-_-;)
    再読したくなった時は絶対買う!

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プロフィール

上橋 菜穂子(うえはし なほこ)
1962年、東京都生まれの児童文学作家、SF作家。
1992年『月の森に、カミよ眠れ』で日本児童文学者協会新人賞、2000年『闇の守り人』で第40回日本児童文学者協会賞、2003年『神の守人 来訪編、帰還編』で 第52回小学館児童出版文化賞、2004年『狐笛のかなた』で 第42回野間児童文芸賞受賞他、2015年『鹿の王』で第12回本屋大賞など、多数の受賞歴がある。
2014年には「小さなノーベル賞」とも呼ばれる世界的な賞、国際アンデルセン賞作家賞を受賞している。

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