プリンセスメゾン(2) (やわらかスピリッツ女子部) [Kindle]

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  • 小学館
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感想・レビュー・書評

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  • 池辺さんの本、大好きです。
    登場人物の淡々とした日常と、どこにでもありそうな中の登場人物の感情がもう、ドストライクです。
    みんなが持ってて、口には出さない、そんな心情を丁寧に描いていていい。

  • 衣食住。どれに重きを置くかは人それぞれ。投資としてマンションを買うのか。終の住処として買うのか。人それぞれの事情がある。当たり前だが。1巻は沼ちゃんを中心に物語が動いたが、2巻は沼ちゃんを取り巻く女性にも焦点が。「さて…どこで生きようか」ひとり旅を趣味とする豊田さんの川べりでつぶやく言葉が印象に残る。「まずは自分の人生をちゃんと自分で面倒みて、誰かと生きるのはそのあとです。」結婚をあきらめてるわけではなく、自分の足で自分の人生を動かそうとするその生き様がかっこいい。

  • 光差し込む陰影で表されるものであったり、台詞少なに削がれた余白と流れる余韻であったりと、最少の情報量でも心を揺さぶるようなシーンが見せびらかすわけでもひけらかすでもなく迫る柔和な凄味が心地好い。でも、要さんの眉毛まで消さなくても(笑)強かさというよりは逞しさ。取捨選択のある人生の中で選び取った潔い生き方だと思う。

  •  2巻までタダ読み( ´ ▽ ` )ノ

     沼越の家探しはまだまだ終わらない。
     彼女に自分を照らし合わせている不動産屋の面々は、もうすっかりダチ(というか身内)状態。
     彼女だけでなくいろんな立場の独居女性らの人生模様も描かれていくのだけれど、正直終盤沼越の出番が激減してきたあたりから全体に散漫な印象になっちゃった感も......(´ε`;)ウーン…

     ま、基本的には面白かった( ´ ▽ ` )ノ
     基調に漂うそこはかとない哀愁というか淡々とした悲哀(生きることはただただ悲しい)が、何だか気持ちよくて(・∀・)イイネ!!

     にしても、合間合間に挟まれる「伊達さんのレポート」——ナンジャコリャ?!( ゚д゚)
     実にまあヘンチキリンなアンケート。こんな質問、考える方も考える方だし、真面目に答える方も答える方......(´ε`;)ウーン…
    2023/08/16
    #4437

  • ほっこり。働く女性の味方本。

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著者プロフィール

2009年漫画家デビュー。2014年、『どぶがわ』(秋田書店)で第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。2018年、『ねぇ、ママ』(秋田書店)で第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。代表作に『繕い裁つ人』(講談社)、『プリンセスメゾン』(小学館)など。

「2022年 『よそんちの子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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