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本 ・電子書籍 (248ページ)
感想・レビュー・書評
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綺麗な男の人が紅茶飲んでいるってだけで、なんで、こうグッとくるんですかね。
日本じゃ、なかなかお目にかかれないからかなぁ。
東京の一等地に出店したばかりの年齢不詳の美貌の店主に、突然雇われる学生、業務内容は、掃除とお茶くみ(紅茶にうるさい!)というところで、ゴーストハント!!
っと、ナルと麻衣ちゃんを思い出してしまった。
ナルとリチャード、共通するところいくつか思いつく。うん
ビブリア古書堂もそうだし、こういう物からはじまるミステリーって、その物にまつわる知識も同時に得られるから、
知る面白さをさらに楽しめる。
ゴーストハントも、幽霊や呪いとか、そういうオカルト的な要素いっぱい勉強しましたね。
岬洋介シリーズもそうだ。ピアノ曲を聴きながら、楽曲について作曲者の思想に触れられる。
宝石も、おばけも、古典も音楽も、別に生きる上で役には立たないけれど、添え物として、なにかを開かせてくれる。
何かを知りたい、知るのがおもしろいという知的好奇心という興奮って、魅力的でなんか不思議だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宝石に関する豆知識もおもしろかった。
正直リチャードと正義の今後が楽しみ。
これはもう、谷本さんには悪いけれど」bl展開に、持っていってほしい。 -
電子書籍で再読。
一話目がとてもすき!
優しさが溢れると同時に人の強さが描かれていると思う。
まだまだ噛み合わないチグハグなやり取りも面白いです。 -
一番楽なのは普通に生きることで、例えるならばそれは量販店で売っているMサイズの服が似合う体型を保ち続けることってのが刺さって抜けねえ
ブロマンス色強めでとても良い
感覚的には初期コナンのラブコメ要素みたいな、なんかそういう甘酸っぱいのがおまけ程度にある感じが好きな人はニチャニチャしながら読んじゃうと思う
あとこの本読んでからリチャードと同じ入れ方でミルクティー飲んでます! -
金髪碧眼で宝石のような美貌を持つ店主リチャードと普通の大学生である中田正義との、宝石から始まる奇妙な出会い。
今まで宝石にはあまり縁なく生きてきたけど
宝石に関しては完全に素人の正義と一緒に
リチャードやリチャードのお店にくるお客様の知識を受け、関心しながら読みました。
素人にも比較的分かりやすく、何より2人の掛け合いがリズム感があって良い。 -
平凡な大学生と超美形の宝石商が偶然めぐり合うところから展開される連作短編小説。宝石に関する豆知識が文章に織り込まれていて、自分の知らない領域の知識を得ることができたので読んでいて楽しかった。話のテンポが良く、思わず一気に読んでしまった。短編だしどの話も面白いので読みやすいと思う。
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読了。イギリス国籍の美しい宝石商と偶然彼を助けた大学生コンビで1話完結話。難しい推理はなくサクサク読める。
サクサク読めると油断していたら、所々に胸に刺さるような言葉もあり涙がこみ上げてくる。
話ごとに宝石にまつわる話で、宝石の知識も広がる。
このイギリス国籍の宝石商は、タイプは少し違うけどジーヴスを思い起こさせる。ワケありなのかどうかはまだわからない。シリーズ物で話とともに、この2人の先も気になる。面白く読めた。
著者プロフィール
辻村七子の作品





