押絵と旅する男 [Kindle]

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  • 2016年2月25日発売
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感想・レビュー・書評

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  • もっと、ネッチョリした話だと思っていました。あっさり目で、でも、よく考えると一緒に旅する男が不気味。
    京極夏彦さんの「魍魎の匣」と合わせて読むといいでしょう。

  • 8月のブンゴウメールで読みました。

    男かはたまた私たちか━どちらがおかしいのか…
    なんとなく、その時代なら、あってもおかしくない怪異に思えてくる不思議。

  • あまり馴染みのない世界観、でも嫌いじゃありません。本文を借りて表現すると、この世の視野の外にある別の世界の一隅を隙見できました...って感じです。いま『ゲゲゲの鬼太郎』が放映中ですが、鬼太郎の言う「見えてる世界が全てじゃない」の一端ですね。解明できないものを信じるか?信じないか?そしてどっちを選んで生きた方が楽しいか?色々とイメージが膨らむ作品です。

  • 江戸和乱歩の怪奇(?)小説。
    押し絵を携えて旅する老人の、押し絵にまつわるお話。
    アマゾンのオーディブルで聞いたので、老人の語り口のくどさが耳についたり、冒頭の蜃気楼の話が長いなあと感じたが、全体的に幻想的な雰囲気が出ていて興味深かった。

  • ★3.5。
    段々と引き込まれていく展開、結末の哀しさ。短編小説の魅力が詰まっている良作です。結局誰も幸せになれなかったのか、それとも必然の運命なのか、実のところあまり手に取ったことのない作家なんですが、やるなぁと感心しきりです。

  • どんどんひきこまれていった。
    不思議で、うらやましいような、切ないような、怖いような、美しいものを見たような、おぞましいものを見たような。
    読後は複雑な気持ちになった。

  • その生きた瞬間の人形を、命の逃げ出す隙を与えず、咄嗟の間に、そのまま板にはりつけたという感じで、永遠に生きながらえているかと見えたのである。

  • 不気味…人間椅子と違った不気味さ。

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著者プロフィール

1894‐1965。明治27年10月21日三重県に生まれる。早稲田大学で経済学を学びながらポーやドイルを読む。様々な職業を経験した後、大正12年、雑誌「新青年」に「二銭銅貨」でデビュー。昭和22年、探偵作家クラブ結成、初代会長に就任。昭和29年、乱歩賞を制定。昭和32年から雑誌「宝石」の編集に携わる。昭和38年、日本推理作家協会が認可され理事長に就任。昭和40年7月28日死去

「2018年 『人間豹』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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