スーパーヒューマン誕生! 人間はSFを超える (NHK出版新書) [Kindle]

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  • NHK出版
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感想・レビュー・書評

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  • 身体をいかに拡張していくか、その道筋を、補塡のところから説いていく。重厚感がある。

  • ともすれば堅苦しくなる話題を、アニメや映画を盛んに例にとり、写真も多用するなど、読者の興味を惹くとともに、各章の最初に、それまでの章を軽く振り返る等、読みやすくする工夫を凝らしている。
    この分野に興味のある人なら、途中で読むのが嫌になるということはないと思う。

  • 現在、ロボットや人間拡張の技術がどこまで進んでいるかを現した一冊。

    未来に対して希望が持てた。

  • 補綴から拡張へ発展した人機一体。
    VRによる現実感、脱身体。心身が切り離されたときの自己同一性。融身体・合体という未来。
    そして、道具をつくるだけの人間ではなく、自らの身体性を自ら作り変えることのできる存在。
    つまりは、それがスーパーヒューマン。
    ジョン・スコルジーのSF「ロックイン」を思い出した。
    優れたSF小説、アニメ・コミックなどのポップカルチャーが想像するサイエンスフィクションの世界が、
    具現化される未来がひたひたと寄せ始めている。

  • 最初の光学迷彩で一気に引き込まれたんだけど、読み進めていくとこうしたSFちっくな製品の紹介はあまりなかったかな。面白かったけど。
    どちらかといえば、技術の進歩とともに人間の機能拡張が広がっていく現状と今後の動向を確かな調査結果を元に予測している学術本かな。
    こういうの見ると、未来は楽しそう!

  • 文脈上参考になるコミックや映画を例示して、話が進められて行くが、それらを知らない自分には本の内容があまり入ってこなかった。
    電子書籍で読んでいるせいもあるかもしれない。
    おそらく、著者の講演などを聞きに行くと、分かる内容かと思うが、活字を通しての理解は残念ながら難しかった。

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著者プロフィール

稲見昌彦(東京大学)

「2017年 『ロボット制御学ハンドブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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