成長企業の法則 世界トップ100社に見る21世紀型経営のセオリー [Kindle]

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  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • エクセレントカンパニー、ビジョナリー・カンパニー、数々のマッキンゼー出身者が書いてきた成長企業のセオリーを一刀両断する、マッキンゼー出身者の著者による「異次元成長=LEAPのススメ」

    グローバルでどのように成長するのか?成熟国家の中で日本だけがGDP成長率0.6という低いスコア、成熟国家はそれ以上成長しないという誤解をしているが、スペインですら3.1、北欧ではアイスランドが4.8%という事実を正面から捉え、成長のためには何が必要かを説く。

    事業モデルを、基盤固めも含めてガッチリと構築できる新規事業開発力と、市場開拓力の2つの力を持ち、社会的意義・貢献度の高い領域に対してきちんと価値を返しながら世の変化に生まれる機会にも貪欲に食らいついていってまた事業開発するというサイクルを作れるかどうかに掛かっているよということが書かれている。

    様々な経営戦略本の内容がふんだんに登場するので復習用やとっかかり用の一冊としてはいいかも

    ■メモ
    ・トリプルA
     アービトラージュ、アダプト、アグリゲート
    ・3つのX
     エクステンション、クロスカップリング、トランスナショナル
    ・堅牢性と変容性
    ・6番目の自己超越欲求
    ・オープンイノベーションならぬタイトカップリング
    ・クオリティ×オポチュニティ=グローバル
    ・ダイキンの中国インバータ展開
    ・コマツのコムトラックス
    ・トヨタのものづくらせ力

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著者プロフィール

一橋大学ビジネス・スクール(国際企業戦略科)客員教授
東京大学法学部卒、ハーバード・ビジネス・スクール修士(ベーカースカラー授与)。三菱商事の機械(東京、ニューヨーク)に約10年間勤務。マッキンゼーのディレクターとして、約20年間、コンサルティングに従事。自動車・製造業分野におけるアジア地域ヘッド、ハイテク・通信分野における日本支社ヘッドを歴任。2010年一橋大学ビジネス・スクール(国際企業戦略科)教授、20年より現職。

「2021年 『稲盛と永守 京都発カリスマ経営の本質』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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