新訳 アーサー王物語 (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 大まかにざっくりと中世イギリスの騎士物語を紹介してくれています。
    読みやすいといえば、読みやすいです。
    ただ、いかにも「昔の本の訳」という感じで、言い回しが慣れないとこが結構あります。

    これをきっかけにもっと騎士物語を読んでみるのもおもしろいかなと思いました。

    騎士物語はまったく知らなかったのですが、騎士のラーンスロットはやっぱり特別な存在なんですね。
    登場回数が非常に多かったです。

  • 『中世騎士物語』の抄訳版▲舞台は6世紀頃の英国。国王アーサーと騎士たちが繰り広げる、冒険と恋愛ロマンス。壮大にして官能美あふれる中世騎士物語▼アーサー王の即位・征服と平和期間12年間に渡る半神たる騎士たちのエピソード集。列伝風に語られて時間軸がポカ~ン、スターシステムで登場する騎士たちは見知らぬ騎士に出会えば必ず試合を挑む、脳筋が男祭りをしでかす世界観。聖杯探索の開始から時間が進み、神代から脱し破滅の道へ、アヴァロンへ。歴史や宗教の設定がガバガバだが面白く、創作意欲が湧いてくる妙な魅力がある(1858年)

  • 日本人になじみのある名前ではなくて少し読みずらかった。

    (ガウェインがガーウェイン
    トリスタンとイゾルデがトリストラムとイソウドなど)

    話はとても面白くて、やっぱりアーサー王物語大好きだ!と思いました。

    やっぱりランスロット最強ですね。

    円卓の騎士でも一番手というイメージですし、その後の騎士物語でもランスロットは主人に次いで一番手、として活躍することが多いですから♡
    個人的にはアーサー王と敵対するモルドレッドが一番好き。

  • いやはや真にわけのわからない物語だった。「聖剣伝説」や「聖杯伝説」に関わるような下りはあったが,極めて短いもので,大半は意味の分からない諍いや裏切り,奔放な恋愛観などが語られている。多分にキリスト教的な部分もあるのだろうが,その辺りは自分には読み解けない。アーサー王はじめ,トリストラム,パーシヴァル,ギャラハド,ラーンスロット,ギネヴィア王妃などの名前は,西洋文学に親しんでいると登場してくるのかもしれない。

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著者プロフィール

その生涯については僅かな記録しかないが、1796年、アメリカマサチューセッツの名家に生まれ、ハーヴァード大学に入学。銀行員として働くかたわら、聖書をはじめ、中世ヨーロッパの研究に没頭する。1867年没。生涯独身を通した。

「2004年 『完訳 ギリシア・ローマ神話 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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