悪魔を出し抜け! [Kindle]

  • きこ書房
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感想・レビュー・書評

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  • 「思考は現実化する」が、成功の矛だとするなら、
    「悪魔を出し抜け!」は、成功の前に立ちふさがる
    悪魔から身を守る盾になる本です。

    結論から申し上げますと、
    この本で一番伝えようとしていることは「流されない自分になる」ということです。
    時代は流れる、流行も流れる、しかし決して「自分」は流されてはいけない。
    流される習慣をやめる方法が悪魔とヒル博士との対話形式で明らかになります。

    内容は「悪魔との対話」なので、いささか日本人にはなじみのない切り口で読みづらさはあるかもしれませんが、読み進めていくといかに凄い本かがわかります。

    流されてきた自分=人に影響されまくっている自分
    という方程式を、
    流されない自分=人に影響されない本当の自分
    という方程式に書き換えるのに最適な本です。

  • 本書を読んで、負けに不思議の負け無しという言葉を思い出した。習慣や環境は才能より重要。

  • 大切なことが書かれている。
    ただ悪魔をとの対話という設定により話の展開がネガティブになるので読んでいて楽しくないし、同じ話をしつこく繰り返すので頭でわかっても心に響かない説教臭さがあった。

    本書を全部読むのが苦痛になったら、『まとめ』だけでもよいかもしれない。

    ▪️7つの原則
    ・目標を明確にすること
    ・自制心を持つこと
    ・逆境から学ぶこと
    ・環境から受ける影響をコントロールすること(友人)
    ・時間
    ・調和
    ・警戒(計画を見返す)

    ▪️何度も出てきたテーマ
    目標を明確にして、目標達成のためには流されず自分の頭で考える。内なる恐怖に立ち向かい失敗しても諦めず挑戦し続ける。

  • 参った…
    あれもこれも悪魔の仕業だったのか…
    と思えることが多々あったわたし。

    ここで言う悪魔と無縁の存在としてとても良い例が大谷翔平さんのように思います。

    知る人ぞ知る、この本とは真逆の立場で書かれた書籍の裏付けにもなる存在だったからこそ興味深く何度も何度も読み返しちゃいました。

    衝撃的で興味深くも面白くもあり、悪魔と縁を切るための意識、言動が変わりつつある今日この頃です(o^^o)

  • 悪魔が博士の質問に”答えないことができない”状態で、博士の尋問により悪魔が自白していき、人の身に(脳に)なにが起きているかを明らかにしていく作品。
    子供の頃からの「親や先生の言うことを聞け」という教育が「自分で考える習慣」を奪い、その結果”流される人間”になっている、という話には納得させられた。
    考えて生きるというのは、「自分のこの行動にはこういう意味・目的がある」というのが説明できる状態にあること。
    自分自身もそうだが、息子にも継いでいかないとな、と。

  • 出し抜く方法。
    自分の意思を持っていて、どんなときにも自分の頭で考える。
    何を欲しているかを知る。
    答えがわからないときは、素直にそのことを認める。
    自制心を持つこと。
    時間(否定的な思考習慣ではなく、肯定的な思考習慣を確立し、知恵をつけること)
    恐怖とは人間の意識が作り出すものであり、望みさえすれば何でも手に入れることができるという信念で意識を満たしていれば、恐怖を追い出すことができる。

  • 成功法ではなく、これらの失敗によって成功から遠のくということが書かれている。成功法を真似ても成功するとは限らないが、失敗を防ぐ方法を知っていれば遠回りすることなく成功に近づけるという点で、役に立った。

  •  どうすれば豊かで成功した人生を送れるかを教えてくれる。過激な表現のため著者の死後数十年間封印されていた本であるが、内容は理にかなっており現在の教育システムの問題点などが浮き彫りとなっている。

  • ナポレオンヒルの著作。親族の反対により70年以上封印されていたが、このたび出版された。悪魔との対話形式で成功への道筋を語る。

  • 著者が悪魔と語り合うというのは厨二病臭ささえ感じさせる。その実、悪魔は「悪意」をもとに語るので、真実味を感じさせた。
    ナポレオン・ヒル博士は、前向きな思考で考えてそれを習慣化させること、というのが基本的な成功哲学としており、本書もその軸はぶれていない。
    残念なのは、この本の注釈が目障りに等しいほど散りばめられているということくらいだが、ナポレオン・ヒル博士の死後長らく日の目に晒されることのなかった原稿を本書にされた敬虔な方ではあるので広い心で読んでほしい。

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著者プロフィール

1908年、駆け出しの雑誌記者時代に、アンドリュー・カーネギーと出会う。カーネギーの要請で万人が活用できる成功の秘訣の体系化に着手。カーネギーの尽力もあり、著名な500名以上の各界成功者が共同作業に携わる。20年後の1928年、初期プログラム完成。そして実践の場での有効性を調査し、再び検討を重ねて52年後の1960年に、遂にPMAプログラムを完成(80年後の1988年に新版完成。日本語版はこの新版による)。この間、ウッドロー・ウィルソン大統領の広報担当補佐官、フランクリン・ルーズベルト大統領の顧問官を務める。また、講演家としても活躍。大富豪の一人としても、その名を残している。ナポレオン・ヒル財団設立後、1970年87歳で没。

「2020年 『新装版 成功哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ナポレオン・ヒルの作品

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