クリムゾン・ピーク ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]

監督 : ギレルモ・デル・トロ 
出演 : ミア・ワシコウスカ  トム・ヒドルストン  ジェシカ・チャステイン  チャーリー・ハナム  ジム・ビーバー 
  • NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
3.21
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本棚登録 : 143
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102390372

感想・レビュー・書評

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  • デルトロ監督作品という事で押さえてみた。
    1800年代のアメリカって欧州の豪華さをだだっ広い新世界に持ち込んだ猥雑さと埃っぽさのアンバランスさが良い味出してますよね。
    衣装と調度の豪華さや華やかさは本当に素晴らしいです。
    屋敷の作り込みにもかなり目を奪われますね。こう言った開拓時代のアメリカって凄く好きです。

    ミアワシコウシカも不思議ちゃんっぽい役どころが多かったですけど、大人になって知的な印象がある良い役者さんになってきましたね。いささかパルトローにそっくりな気がますけどね。白人の美人顏なんでしょう。
    ハナム君も監督気に入られてるんでしょうね〜これから伸びてくる役者さんでしょうから楽しみです。
    ロキは名前知らないんですけど、こういう役にはバッチリですね。いいキャスティングですよね。

    作品の作り込み、その美しさやキャストには素晴らしさを感じますが、物語自体はあまり面白く無いのが残念です…

  • CRIMSON PEAK
    2015年 アメリカ 119分
    監督:ギレルモ・デル・トロ
    出演:ミア・ワシコウスカ/トム・ヒドルストン/ジェシカ・チャステイン/チャーリー・ハナム
    http://crimsonpeak.jp/

    19世紀のニューヨーク。ヒロインのイーディスは10歳のときに死んだ母親の幽霊を見たことがある。母親の幽霊は彼女に「クリムゾン・ピークに気を付けろ」と助言する。やがて大人の女性になったイーディスは作家を目指しているが、まだまだ男性中心の社会で評価は芳しくない。しかし父親は有能な経営者なので生活自体は裕福。その父に融資を求めて採掘装置をプレゼンしてきた英国人貧乏貴族のトーマスにイーディスは惹かれてゆくが、二人の交際に反対していた父親が惨死を遂げ・・・。

    基本的にはゴシックホラー。華美なコスチュームや、後半舞台が英国に移ってから表題の深紅の丘=クリムゾン・ピークに建つ廃墟のような大邸宅などは、いかにもこの監督らしく、ゴシック好きには大満足の造形。そして個人的には、トム・ヒドルストンとミア・ワシコウスカの共演といえば思い出すのはジャームッシュの吸血鬼映画『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』。実はトーマスとルシールは吸血鬼で、イーディスを仲間に・・・って展開もちょっと期待したんですが(笑)そんなことはなく、実際のストーリー自体は意外とベタで、トーマスとルシールの妖しい姉弟関係も、クリムゾン・ピークで何が起こっていたかも、簡単に想像のつく範囲内。予想外のオチや過去設定はとくにありませんでした。同じギレルモ・デル・トロだからと『パンズ・ラビリンス』のような独創性を期待すると、あまりにもありがちな設定で拍子抜けするかも。

    前半、いかにも胡散臭いトーマスに、コロっと落ちちゃうイーディスは、作家を目指す知的な女性としては些か浅はかすぎ、父親が死んで間もないのに男にくっついてのこのこ英国まで引っ越し、父親の遺産をせっせと貢いでしまうあたり、カモネギのおバカなお嬢さん感が否めずちょっとイライラ。終盤、自力で闘うようになって初めて彼女を好きになれたけど。むしろブレない狂気のルシールのほうが魅力的だった。

    あといわゆる「幽霊」の造形が、半透明で青白くてふわっとしていて・・・みたいなのを想像していると裏切られます。これはもう逆に、いかにもギレルモ・デル・トロ、らしいっちゃらしいんだけど、幽霊が幽霊というよりは完全に「クリーチャ―」。クリムゾン・ピークに出てくる亡者みたいなのはまだしも、娘を心配して助言しにきたお母さんの幽霊までアレでは、ちょっと怖すぎる(苦笑)そのくせ見た目に反して、その幽霊たちは実はイーディスに危害を加えたりはしないし、見た目グロテスクでもこういうビジュアルの「オバケ」は日本の住宅には出なさそうだし、そういう意味では全然怖くない。
    むしろ人間のやることのほうがよっぽど残酷。

    総じて、視覚的満足度は高い映画だけれど、内容自体は薄かった印象。

  • 「パンズ・ラビリンス」「パシフィックリム」などでお馴染みギレルモ・デル・トロ監督の新作。今回はゴシックホラー?的な作品。

    この監督は異世界のモンスターのデザインや舞台の映像が素敵ですね。今回は古い館やゴーストなんかが出てきますが、これまた魅力的。

    でも、ストーリー自体は世にも奇妙な物語レベルで、ありきたりな内容だったので、映像よりも内容を重視する人にはオススメできない。

    一部、これがゲームになったらな… と、思うシーンがあり、ギレルモ・デル・トロ監督と小島監督がタッグを組んで制作予定だったサイレントヒルの開発中止が悔やまれます。

  • 幽霊の出てくるホラー映画かと思ったら、女と女の血で血を洗う肉弾戦だった。
    怖いというより痛そうでうわぁって顔が歪む。
    トムヒは紳士的で魅力的。

    途中、犬が登場するんだけど…
    犬は最後の方でお姉さんに罵られながら捕まっていたから絞め殺されたのかもしれない。
    犬は無事でいて欲しかった…(;ω;)

  • 映像が豪華。
    お金がかかってる。

    ゴーストがゾンビすぎ。
    あれは可哀想。

    話はありきたりだったけど、
    絵が美しかったので。

  • 映画を観てる時はよく、物音や突然現れる人の姿に身体が動いてしまうビビりな私は、この作品でも何度か痙攣。
    屋敷は不気味でいて美しく、衣装もじっくり眺めていたいほど素敵。

    頭蓋骨ってあんなに簡単に砕けるものなのだろうか?と我にかえる演出、後のナイフで切られた肌の具合を見て、この作品ではこういう物なんだなと。
    (好きな)トムヒを見ると少し笑ってしまう私には、サスペンス要素も丁度良いゴシックホラーでした。

  • ミア・ワシコウスカちゃん可愛い。どのシーンの衣装もとにかく綺麗。

    優しい幽霊達で笑ってしまった。ギレルモ監督だったのでもっと怖さを求めていたので少し拍子抜け。世界観は好きだけどストーリーは微妙。

  • 小説褒められてついてっちゃうホイホイ系女子

  • 自分にとっては、いたって普通なホラーサスペンス映画という印象。グロくもなく(クリーチャーの造形はグロ目ですが)何というか、話の展開も予想の範疇だったので可もなく不可もなしといった印象でしょうか。「マイティ・ソー」シリーズのロキ役で一躍有名になったトム・ヒドルストンが出演していますが、ロキ役のイメージから「単純ないい人」というイメージは持てませんでした。それも話の印象を薄くしているかな。感想はこんなところです。

  • デル・トロらしいこだわりは感じたけど、ストーリーが極々普通で「ムムム」という感じ。ミア・ワシコウスカファン向けの作品かな。

著者プロフィール

映画監督・脚本家・小説家。
1964年10月9日生まれ。メキシコ出身。
劇場長編監督デビュー『クロノス』(92)が各国の賞で高く評価され、97年の『ミミック』でハリウッド・デビューを果たした。『デビルズ・バックボーン』(01)、『ブレイド2』(02)を経て、念願だったマイク・ミニョーラの人気アメコミの映画化『ヘルボーイ』(04)を実現。映画はヒットを記録し、続編『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』(08)はスタジオをユニバーサルに移して製作。その間にスペインで製作した『パンズ・ラビリンス』(06)は、アカデミー賞脚本賞にノミネートされたほか、カンヌ国際映画祭など各国で高い評価を受けて気鋭の監督として国際的に広く認知されるように。07年にはペドロ・アルモドバルらとメキシコで製作会社「チャチャチャ(Cha-Cha-Cha)」を設立。『ロード・オブ・ザ・リング』の前日談にあたる大作『ホビット』シリーズでは脚本を手掛けた。10年『パシフィック・リム』で、久々に監督に復帰。14年にはチャック・ホーガンとの共著で発表した初の小説「ストレイン」シリーズ(09年)のテレビドラマ化が実現。本作に続き、今後は『Pinocchio』『ヘルボーイ3』『パシフィック・リム2』などの話題作が予定されている。

「2016年 『ギレルモ・デル・トロ クリムゾン・ピーク アート・オブ・ダークネス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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