ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月 (角川ホラー文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2016年3月25日発売)
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感想 : 5件
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感想・レビュー・書評
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シリーズ9作目。大学2年の春~3年お花見シーズン。雪国って、お正月すら避けて春休みに成人式やるんだ!って新しい発見。意外と、新潟を舞台にしたお話って読んでないんだな。
第一章 意気地なしの死神
沙也香と双葉は友だち。双葉がオフ会に参加するとき、沙也香には未来が見えた。ねえ、双葉、今日のオフ会では男の人としゃべらないで、ホテルなんか絶対行かないでね。泉水が自販機補充をしているホテルでその事件は起こる。成人式のハプニング付き。あとは森司と板垣果那が編み物の会話するところ、後でテストに出ます。あっ、この話って小さなエピソードなんかもちゃんと後で回収されていくのも気持ちいいんだよね。
第二章 金の帯 銀の帯
小夜は小さい時に死んだ母が作ってもらった日本人形を実家でみつけ、もらってきた。ある日それから声が聞こえ、見られているような気がすると思ったらさっきと向きが変わっている。何度も人形が小夜のところに帰ってくるのが怖かったけど、このお話はそれだけではないのです。
第三章 月のもとにて
中学の友人で陸上部の幽霊部員だった景山から焼肉おごる、お願いがあるから付き合えといわれ、激高級肉をたらふく食べた森司は、彼が視えると知らない景山と趣味のいわくつき物件巡りの同行をさせられる。景山は家が超金持ちで羽振りがいい。案内するのも父の付き合いのある不動産屋。そこで、彼は出る物件に見えるのに住む、景山とそういうサイトで知り合ったという鈴木に出会う。なぜ見えるのにとても怪異の強い物件にあえて住むのか?そしてこの鈴木留依は雪大の1年なのです。
第四章 籠の中の鳥は
北詰英太は三年になって寮をでて初めて一人暮らしをした。そこでかごめかごめを歌いながら檻から出ようとする女の人を見て、彼女につかまれる夢を見る。腕には赤いあざができているし、夢は繰り返し見るのだ。彼は花見の席に桑山に連れられて相談にやってくる。これも、かごめかごめだけではおわらず、色々なネタが幾重にも絡まったお話でした。そして、「あーん」と空中でさまよう唐揚がかわいい。
エピローグでは、へたれ森司がようやく「ふたりで」おでかけする約束を!これはまた、続きがきになってしまうじゃないですか。
今回初めてといっていいほど図書館で借りた電子書籍で読んでいますが、こんな風に続きが気になる本で予約がないと、どんどん続きを読めるのは印刷の本と大きく違う点ですね。夜中でも借り換えができるし。実物だと次を借りるまでにだいたい脳の興奮が収まって、借りた順にこなしてしまうので、こんなに一気にシリーズ読めません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
恋の話はちょっと休憩?で,メインのホラーの話が数篇掲載されてます.
著者プロフィール
櫛木理宇の作品
