刑事マルティン・ベック 煙に消えた男 (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 舞台はハンガリーブダペスト。
    旅行好きのマルティン・ベックが街を眺める描写がとてもよい。東欧へは行ったことがないが、鉄のカーテンの向こう側、と表現されていたころのハンガリーの様子がわかる。1960年代だが、今も変わっていないのではないかと思わされる。
    ストーリーももちろん面白く、最初から引き込まれ、最後のアッフェの友人たちのアリバイの話をスタンストルムが報告するところではついていけなくなり、そこでベックとコルベリが犯人の見当をつけてしまうが、私にはまったくわからなかった。

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著者プロフィール

1935年、ストックホルム生まれ。雑誌記者・編集者を経て65年から10年間ペール・ヴァールーとマルティン・ベックシリーズを10作書き上げる。ストックホルムに詳しく、マルティン・ベックシリーズの陰の主役ストックホルムの町と人々の暮らしの卓越した描写はマイの功績。現在ノルウェー語、デンマーク語、英語の翻訳者。

「2017年 『バルコニーの男 刑事マルティン・ベック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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