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- Amazon.co.jp ・本 (86ページ)
感想・レビュー・書評
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明治時代の話なのかな。
中年の文筆家が弟子の若い女に翻弄される話。
いつの時代も男女の恋愛模様は然程変わらず、というか普遍的。男はアホです。
どことなく色っぽく空しい終わり方が好きです。
こういう表現って日本語でしかできない気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
★3.0(3.29)1907年(明治40年)発行。私小説の出発点とされ、日本の自然主義文学の代表作とのこと。題名は昔から知っていたが、やっと読み終えました。明治時代の恋とはこのようなものだったんですね。結婚している時雄の元に女学生の芳子が弟子入り。時雄は芳子に恋するも、芳子には、恋焦がれる田中秀夫が・・・。時雄は結局は芳子のいい理解者になろうとするが、本心はなんとか芳子を手に入れたいと苦悩。何で「蒲団」という題名なのかと思ったら、最後で漸くわかりました。男性の心理とはいつの時代でも変わらないと思いました。
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