重版出来!(7) (ビッグコミックス) [Kindle]

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  • 小学館
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感想・レビュー・書評

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  • 作品を創ることについて、複数の人の手が入る意味を考えさせられ、自分の仕事ぶりを思う。大和言葉に関する章がとても好き。

    「気づいてなかった。日本語で祖父母と話せる幸運に。自分が住む国がある幸運に。それが懸命と悲惨とが繋がった奇蹟だということ。日本語。やまとことば。僕を育てた土地の言葉たち」

  • お、巻末でドラマ化の話をしている。
    本編は、賞レースとかランキング本の話に触れていて、なるほどなぁと。
    あと、単行本のヒキの話も納得。

  • 栗山、中田伯を手伝う。

  • 新たな年度が始まる。
    進級・進学の人もいれば、就職した人もいるだろう。
    お金を払って学んでいる身から、
    お金をもらう立場への転換へ。
    最初は学ぶことばかりだろうから、
    なかなか実感がわかないかもしれないけれど、
    その変化は実は大きなものだ。

    いや、その考えはもう旧いのかもしれない。
    学びのあとに働く時期が来るという一方通行でなく、
    これからは学びと働きの時期が、
    何度も入り繰りする時代かもしれない。
    またそれは労働者をベースにした考えで、
    経営者や資本家の視点に欠けたものかもしれない。
    それでも牧歌的に、
    年度の始まりにあたって、
    つい新社会人として働き始める
    若者をを思い浮かべてしまう。

    誰もがそのキャリアにおいて何度か、
    いったい何のために働くのだろうか。
    という疑問を感じるだろう。
    疑問を感じるだけでなく、モチベーションを失い、
    茫然とすることもあるかもしれない。
    そんなときの一つの解決策となる、
    メソッドのようなものが提示される。
    マーケティングの手法としても、
    有効だと認められているようだ。

    その方法は、ある顧客を思い浮かべてみること。
    自分の商品・サービスを利用する、
    象徴的な顧客を思い出し、
    その顧客に対して仕事を行うこと。
    不特定多数の誰かではなく、特定の個人に対して、
    その顧客が喜ぶ姿を想定して仕事をする。
    仕事への疑問に曇った心にも、
    仕事への喜びが再び灯り、
    商品・サービスのあるべき姿が
    見えてくるかもしれない。

  • 耐えられないでアシスタントが逃げ出すようなギリギリ生活の中田、そうだそうだドラマでもそんなの見たわ。それを手伝いに行ってあげる栗山さん、いい先輩だなぁ。栗山に吐露する、再婚した母、いなくなったクズ父、どちらも他人、シカトですって言ってたのになにやら連絡がきた。バイク便やって欲しい高畑さんがめっちゃ頑張って早く原稿あげるの可愛いwそのバイク便宇佐見くんと黒沢さんのサクッと絡み!欲しいのに賞を貰えないこと、若者に選んでもらえないって焦る高畑さんに沢山のファンがいます、ファンが賞じゃないですか?って素敵

    帯に数字とか書きたくない編集の鈴木さんのこだわり、作家に「だったら自分が描きません」て言わしめる伝説、雑誌は編集長のものって言う編集長に噛み付いた鈴木さんの漢気、そんな人の中にいる乙女の存在を聞く黒沢さん。「彼女に『この作品はわたしがみつけたんだ』っていう喜びも一緒にプレゼントしたい」って素敵すぎる…。そうだよ、帯に「泣ける」だの「驚愕のラスト」だのろくでもない煽りいらないんだよ←まぁ私は図書館派なんであんまり帯見ないけど

    そして…編集長、コーチにお呼びかかるといいっすね…(笑)

  • 蟾サ譛ォ縺ォ縺ゅk逡ェ螟也キィ縲∬剋繧ュ繝√?邱ィ髮?聞縺ョ隧ア縺梧戟縺」縺ヲ縺」縺溘?ょー大・ウ繝槭Φ繧ャ縺ョ邱ィ髮????縺イ縺溘?縺阪↑莉穂コ九∈縺ョ諤昴>縺ィ縺九@繧薙∩繧翫@縺、縺、繧ょ?豌励′蜃コ繧玖ゥア繧ゅ≧縺セ縺?¢縺ゥ縲√ユ繝ウ繧キ繝ァ繝ウ鬮倥a縺ョ繝舌き隧ア繧ゅ&縺吶′?

  • 黒沢心の初恋の人が修造先生だった事に感動。中田伯の父親が気になる。

  • 最新巻出た。
    そしてさっそく読んでしまった。
    いやはや中田ドヘタ伯。
    あいかわらず性格に難ありだなあ。
    悪いやつではないんだけどなあ。
    あとアレ、1巻で面白くならないと続きを買ってもらえない話。
    昔は3巻くらいで面白くなったって話。
    まあそういえばそうだね。
    僕も1巻で面白くなかったら続きは買わないもんなあ。
    我慢しなくなったなあ。特に電子書籍派になってから。
    簡単に手に入るマンガは増えたもんね。
    そうなるよね。
    特撮はつまらなくても10話までは我慢して見るんだけどなあ。
    そういうことか。

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著者プロフィール

漫画家。1996年デビュー。『えへん、龍之介。』『花吐き乙女』など独特の感性が光る作品を多数発表。2016年春にドラマ化された『重版出来!』で一躍人気作家に。2016年、デビュー20周年を迎えた。

「2017年 『【特典付き】レタスバーガープリーズ.OK,OK! 完全版 【全3巻】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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