ヴィヨンの妻 (青空文庫POD)

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  • 青空文庫 (1950年12月20日発売)
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みんなの感想まとめ

人間関係の複雑さや、愛と裏切りが交錯する物語が描かれています。戦後の混乱期を背景に、詩人で遊び人の夫を持つ妻が、彼の不正行為や無責任な生活に翻弄されながらも、意外な充実感を見出していく姿が印象的です。...

感想・レビュー・書評

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  • 太宰先生の文はさらさらとお茶漬けのように読める。たとえそこに登場する人物がどんなに性格が破綻していても、文を読めば身近に感じられるのだから恐ろしい。妻が健気に待ち続けていた酒乱の夫は、あちこちで悪を働きながらも自己弁護をする。夫曰く自分は死にたいが神がいて死ぬのを引き止めるから死ねないのだという。客に汚されようが夫がクズであろうが妻は、それでも何もなかったかのように生きていく。強かさと脆さ、狡さ、そして諦めの中の光。

  • 女癖の悪い夫。それを何故か許してしまう健気な妻。
    多分両者とも愛がない…

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著者プロフィール

太宰 治(だざい・おさむ):1909年、青森県北津軽郡金木村生まれ。中学の頃より同人誌に習作を発表。旧制弘前高校から東京帝国大学仏文科へ進学、中退。1933年、太宰治の筆名で「列車」を発表。「二十世紀旗手」「女生徒」「富嶽百景」「お伽草子」「ヴィヨンの妻」「斜陽」ほか代表作多数。1948年、筑摩書房の雑誌「展望」にて「人間失格」連載。同年6月、同作最終回の掲載をみることなく、玉川上水に投身。

「2025年 『人間失格』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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