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Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
みんなの感想まとめ
人間の内面や自己矛盾を深く掘り下げた作品であり、著者の坂口安吾が太宰治の人生や死について率直に語る姿勢が印象的です。見栄や気取りを持ちながらも、その裏には誠実さや自自卑感が垣間見える太宰を描写すること...
感想・レビュー・書評
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見栄っ張りで、気取り屋で、安易なサービス精神を持ち、非凡を装い、人生を冷笑し、しかしそんな自身を内心で恥じて自卑する誠実漢だった。そんな太宰を側で見てきた坂口が、太宰の自殺について語る本。「権威が嫌いだが、ふるいついて泣きたいほど愛情ももっている不良少年」「40になっても不良少年だった出来損ないが、千々に乱れて遂にやりやがった」「フツカヨイだ、文学者の死ではない」とバッサリ斬るその口ぶりには、太宰への深い愛情と惜しみが感じられる。後半の内容は堕落論に通じる坂口節。私は不良少年寄りの人間だが、やはり好きだ。
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太宰治情死考と合わせて読んだ。文豪の考えにふれることは楽しいが、彼らはやはり学問的誠実さは持ち合わせていない。
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ありがとう坂口安吾
太宰イコール自虐・露悪
という図式は決して間違ってないはずなのに、どっかに違和感があった
その違和感の原因を安吾が本作で指摘してくれた
↓好きなフレーズ
「太宰は親とか兄とか、先輩、長老というと、もう頭が上らんのである。だから、それをヤッツケなければならぬ。口惜しいのである。然し、ふるいついて泣きたいぐらい、愛情をもっているのである。こういうところは、不良少年の典型的な心理であった。」
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